セスグモのマーケティングノウハウ集

Facebookビジネスパートナー

【初心者向け】Instagram広告の特徴とメリットを徹底解説

【初心者向け】Instagram広告の特徴とメリットを徹底解説

インターネット広告の一つにSNS広告があります。その中でも、Instagram広告はコストを安く抑えられるため、検討している方もいるのではないでしょうか。

Instagramの投稿やリール動画、ストーリーズなどは利用しているユーザーの購買行動に影響を与えていることがわかっています。Instagramがきっかけで、行動を起こしたり商品を買ったりしている人は、全体の8割以上もおり、ビジネスにおいて欠かせないSNSの一つと言えるでしょう。

この記事では、まだInstagram広告を活用したことがない初心者に向けたInstagram広告の特徴とメリットを徹底解説します。

Instagramとは?


Instagram広告について解説する前に、Instagramがどのようなプラットフォームか知っておく必要があります。Instagramの基礎知識を頭に入れておくことで、Instagram広告の効果を最大化できるのです。

Instagramは2019年現在、世界で10億人、日本では3,300万人以上の利用者がおり、非常に影響力が大きいSNSプラットフォームです。

日本の男女別利用者割合は、男性が43%で女性が57%と女性の利用率が高い傾向にあります。厚生労働省が2021年度に調査した年代別利用者割合は以下の通りです。

10代は72.3%、20代は78.%、30代は57.1%、40代は50.3%、50代は38.7%、60代は13.4%です、10~20代は7割以上の人が人が利用しており、全体で見ても半分近くの人が利用しています。

また、Instagramの利用時間は、夕方から就寝前にかけて最も利用率が高く、仕事や学校、家事が終わって一息着く時間帯に閲覧されています。このことから、私たち日本人の生活に密接に関わっていると言えるでしょう。

Instagram広告の特徴とメリットとは?


Instagram広告とは、Instagram内で出稿できるSNS広告の一つです。ここでは、具体的にInstagram広告の特徴と5つのメリットについて解説します。

細かいターゲティングが可能

Instagramは2012年に当時のFacebook社(現在はMeta社)に買収されています。Facebookは実名登録制で、広告を配信する際に、登録されているユーザーのデータベースを元に正確なターゲティングが可能です。

Instagram広告でも、Facebook広告と同じターゲティングエンジンを使用しているため、正確なターゲティングができるのです。Instagram広告では、以下の情報を元にターゲティングを行います。

性別:男女もしくは両方などの設定が可能
年齢:13歳から65歳までの設定が可能
居住地:都道府県から市区町村まで設定が可能
言語:ユーザーが登録している言語で設定可能
属性:家族構成や学歴、職歴などの設定が可能
いいね:いいねした投稿やユーザーから分析

Instagram広告でも上記の情報を活用しターゲティングできるので、配信した広告に潜在的なニーズを持っているユーザーに対して配信可能です。

配信コストを抑えられる

Instagram広告は、他のインターネット広告に比べ低コストで配信できます。1日約200円(為替相場による影響有り)で配信できるため、広告予算が少なくても気軽に始められます。予算に合わせて、リーチ数や期間を設定して配信しましょう。

視覚的なアプローチが可能

Instagram広告は、画像や動画などでユーザーにアプローチできます。テキストベースでは伝わりにくい商品やサービスも視覚的なアプローチをすることで、ユーザーも商品やサービスの良さを感覚的に受け取ってくれます。

ユーザーのストレスが少ない

最近は広告にストレスを感じ、スワイプしたりスキップしたりして、広告を避けるユーザーが増えています。特に10代〜20代の若者は広告が嫌いな人が多いので、広告効果が下がる可能性が高まっています。しかしInstagram広告は、通常の画像や動画の投稿と同じように表示されるので、プッシュ感が少なくユーザーのストレスを軽減してくれるのです。広告に対するストレスが減ることで、コンバージョンが高まりやすくなるでしょう。

女性や若いユーザーにアプローチ可能

リスティング広告や記事広告、ディスプレイ広告などのインターネット広告は、キーワード戦略や配信プラットフォームの選定により、ある程度の年齢を絞ったターゲティングは可能でした。しかし、ピンポイントで女性や若いユーザーに向けて配信できる媒体は他にないと言っても過言ではありません。Instagramは女性や若いユーザーの利用率が高く、正確なターゲティング設定もできるので、女性や若いユーザーに向けた商材を訴求したい場合、Instagram広告はとても有効な配信媒体だと言えるでしょう。

Instagram広告のデメリット


Instagram広告には、デメリットもあります。ここでは、具体的にInstagram広告の3つのデメリットをご紹介します。

クオリティが高いクリエイティブを作る必要がある

Instagram広告は、インフルエンサーやインスタグラマー、一般ユーザーが発信している投稿の間に表示されます。そのため、クリエイティブの質が低いと、他の投稿に埋もれてしまい、興味を持ってもらえない可能性が高まるのです。ユーザーの興味を引きやすいデザインやキャッチコピーを考える必要があります。

シェア機能がないため拡散されにくい

TwitterやTikTokには、投稿をリツイートしたり再投稿したりできるシェア機能がありません。そのため、ユーザーのニーズに合った広告を配信できても、二次拡散が期待できないでしょう。配信を開始する時点で、正確なターゲティングをしておくことが重要です。

広告をスキップされやすい

Instagram広告は、ユーザーが好きなタイミングでスワイプやスキップできます。YouTube広告やリワード広告のように、一度表示されたら途中まで必ず閲覧しないといけないわけではありません。そのため、一瞬で興味を引くような工夫をしなければ、リーチされてもコンバージョンにつながらないでしょう。

Instagram広告の課金形態


Instagram広告の課金形態は、以下の通りです。

CPC
CPM
CPI
CPV

CPC

Cost Per Clickの略で、一回クリックされるごとに課金される仕組みです。一回あたりの平均価格は40円〜100円です。

CPM

Cost Per Milleの略で、ユーザーが広告を1,000回表示するごとに課金される仕組みです。平均価格は500円〜1,000円程度です。

CPI

Cost Per Installの略で、アプリ広告に適用される課金システムです。一回あたりの平均価格は100円〜200円程度で、ユーザーがアプリをインストールするごとに課金されます。

CPV

Cost Per Viewの略で、ユーザーが動画広告を10秒視聴するごとに課金される仕組みです。平均価格は、4円〜7円程度です。

Instagram広告の種類


Instagram広告には、いくつか種類があります。ここでは、主に利用される7つのInstagram広告の種類について解説します。

カルーセル広告

通常のフィード投稿と同様に、10枚の画像や動画を使った広告が配信できます。また、それぞれ一枚ずつ異なるリンクを設定できるため、1つの広告で複数の商品やサービスを訴求できるメリットがあります。

写真広告

Instagramのタイムライン上に配信される広告で、一枚の画像とキャプションで構成されています。Instagram広告の中でもっとも利用されているフォーマットです。

コレクション広告

コレクション広告は、画像や動画と4枚の商品画像を組み合わせて構成される広告です。商品の認知から購買まで促す広告で、スピーディーにコンバージョンを向上させる効果があります。ECサイトやネット通販を行っている企業に人気があるフォーマットです。

動画広告

動画広告は、動画とキャプションで構成される広告です。基本的にショート動画で制作し、リール動画欄やタイムラインなどで配信されます。画像やテキストベースの広告より情報を受動的に受け取れるので、ユーザーの興味を引きやすいメリットがあります。

ストーリーズ広告

ストーリーズとは、ユーザーが投稿を配信後24時間で消えるInstagramの機能です。一般ユーザーのストーリーズ利用率は、フィード投稿よりも高く、広告の閲覧率も高くなりやすいのです。ストーリーズ広告は、ユーザーの投稿の間に必ず配信されるので、高い広告効果を期待できます。

ブランドコンテンツ広告

ブランドコンテンツ広告とは、インフルエンサーやインスタグラマーと呼ばれるクリエイターの投稿として、企業の広告を配信する広告です。企業が自社アカウントで配信するのではなく、クリエイターの広告として配信できるので、ユーザーに違和感なく商品やサービスを訴求できます。企業はクリエイターの影響力を活用して認知を拡大でき、クリエイターは投稿が広告としてより多くの人に配信されるので、新規フォロワーの獲得を期待できます。

発見タブ広告

発見タブとは、特定のユーザーに興味がありそうな投稿をおすすめする機能のことです。発見タブ広告は、ユーザーの興味関心に合わせてパーソナライズして配信されます。そのため、ニーズに合った広告を配信できるので、高い広告効果を期待できるのです。

Instagram広告の配信面とは?

Instagram広告は、カルーセル広告やストーリーズ広告などの種類がありますが、Instagramのどの機能に配信されるのでしょうか。ここでは、Instagram広告4つの配信面についてご紹介します。

フィード欄

フィード欄とは、ユーザーに投稿やリール動画が配信されるタイムラインのことを指します。ユーザーに違和感なく配信できるので、初めてInstagram広告を配信する場合におすすめです。フィード欄には以下の広告が配信できます。

写真広告
カルーセル広告
コレクション広告
動画広告
ブランドコンテンツ広告
ショッピング広告

リール欄

ユーザーのリール欄には、ショート動画が配信されます。動画広告をリール欄に配信可能で、縦長全画面で表示されます。通常のリール動画の間に配信されるため、ユーザーに違和感なく閲覧してもらえます。

ストーリーズ欄

ストーリーズ広告をユーザーのストーリーズ欄に表示できます。通常のストーリーズ投稿の間に表示されるので、ユーザーの目に留まる可能性が高まります。ストーリーズ欄に配信できるストーリーズ広告は、動画や画像などにリンクを設置して、クリエイティブで配信されます。

発見タブ

発見タブとは、ユーザーの閲覧履歴やいいね、保存などの行動から興味関心を分析し、パーソナライズされた投稿が表示される機能です。発見タブ広告は、画像や動画などで発見タブに配信されます。調査によると、発見タブはInstagramを利用しているユーザーの50%以上が利用しているとわかっています。発見タブに広告を配信することで、ユーザーのニーズに合った広告を配信できるので、コンバージョン向上効果が期待できます。

Instagram広告の特徴とメリットを知って、実際に配信してみよう!

Instagramのアクティブユーザーは、増加すると予想されており、日本人にとって生活に欠かせないSNSプラットフォームとなっています。

Instagram広告の配信は低コストで始められ、高いターゲティング機能があるので、高い費用対効果が期待できます。初心者でも簡単に始められるので、ぜひこの記事を参考にして、コンバージョンを向上させましょう。

おすすめの記事

TikTokがバズりやすい投稿時間とは?!

TikTokがバズりやすい投稿時間とは?!

「TikTokのバズるってどんな状態のこと?」 「TikTokがバズりやすい時間帯と曜日はいつ?」 「TikTokのインサイトの確認方法がわからない」 「投稿している投稿の質は高いのに、なかなかおすすめ欄に載らない」 な...
TikTokでおすすめに乗る方法を徹底解説!

TikTokでおすすめに乗る方法を徹底解説!

「TikTokのおすすめの仕組みを知りたい!」 「TikTokでおすすめに載る方法を知りたい!」 「実際に成功している企業ってどんなコンテンツをあげているの?」 この記事では、上記のような疑問を抱えている方に向けて、「T...
TikTokを収益化する方法を紹介!

TikTokを収益化する方法を紹介!

「TikTokってどうやって収益化するんだろう…」 「ずっと続けてるけど、いつから収益化できるんだろう…」 なんてお悩みはありませんか? そこでこの記事では、TikTokを収益化する方法をマーケテ...

category

Return Top