Facebookを含めSNS広告ではクリエイティブが非常に重要になります。
下記はFacebookからの引用になります。
引用:Facebook Ads
引用:Facebook Ads
引用:Facebook Ads
Facebook広告ではいかに配信しているクリエイティブでユーザーの目を引き
クリックを促せるかが広告効果を上げる上で大変重要になってきます。
今回はそんなクリエイティブについてお話ししていきます。
Facebook広告の広告セット内の理想クリエイティブ数について解説していきます。
さてFacebook広告を運用している方にお聞きしたいですが、
1つの広告セットに何個のクリエイティブを配信しているでしょうか?
■Facebookの1広告セット辺りの理想クリエイティブ数
Facebookの推奨数としましては、1つの広告セット辺り3~5個となっています。
少なすぎるのはもちろん非推奨ですが、多すぎましても配信が分散し、
1つのクリエイティブ辺りの配信量が低下してしまいます。
少なすぎる場合と多すぎる場合について、それぞれデメリットがございますので解説致します。
■少なすぎる場合のデメリット
・フリークエンシーが溜まりやすくなる
クリエイティブ数が少ない場合ですが、
フリークエンシーが溜まりやすくなってしまうデメリットがあります。
例えば、1つの広告セットにクリエイティブが1つだったと仮定しましょう。
1つの場合、広告を出稿していますと、そのクリエイティブのみの配信となるため
ユーザーはそのクリエイティブ広告しか見ないことになります。
その結果フリークエンシーが溜まりやすくなり、ユーザーから『この広告何回も見たことある』と思われ非表示にされてしまったり
広告をクリックされず、そのままスクロールなされてしまいます。
するとクリエイティブのクリック率が下がり、CVRも低下してしまい
広告パフォーマンスの低下に繋がる可能性があります。
■多すぎる場合のデメリット
・配信が分散し1クリエイティブごとの配信量が低下する
クリエイティブ数が多い場合ですが、
配信が分散してしまい、1クリエイティブ辺りの配信量が低下するデメリットがあります。
例えば、日予算を5,000円としましょう。
配信クリエイティブが3つの場合は、単純計算にはなりますが、
1クリエイティブ辺り約1,600円程度の予算が割り振られます。
しかし、10個の場合だとどうなるでしょうか?
10個の場合ですと、約500円程度の予算割り振りになります。
Facebookの仕様上、データが集まれば集まるほど
広告の最適化が進み効果改善が進んでいきます。
データというのはCVもそうですが、クリック数も含まれます。
1クリエイティブ辺りの予算配分が少ないと、獲得できるクリック数が少なくなってしまい
そうなると送客できるユーザーが少なくなってしまいます。
その結果、獲得できるCV数が減少してしまうことに繋がってしまいかねません。
■弊社運用での1広告セット辺りの入稿クリエイティブ数
弊社のクライアント様でも商材にもよりますが
1広告セットごとに3~4つのクリエイティブで入稿しています。
この数は数値分析する上でも比較的、楽になりますし
今どのクリエイティブを配信しているか把握するためにも非常に便利であります。
入稿の主なパターンについて
パターンとしましては下記2パターンが多いです。
パターン①:広告文1種類 × クリエイティブ3種類の掛け合わせ
⇒配信広告は3パターン
これはどのクリエイティブで成果が出るかテストを行うために実施します。
広告文は共有で固定し、クリエイティブの方で例えばですが
『人物のもの』『店舗のもの』『商品・サービスが伝わるもの』などでテストします。
パターン②:広告文2種類 × クリエイティブ2種類の掛け合わせ
⇒配信広告は4パターン
こちらはどの訴求で成果が出るかテストを行うために実施します。
例えばですが、広告文は価格系(安さを売り)とメリット系(時間短縮ツール)の2パターン
クリエイティブは人物系と店舗系の2パターンとしましょう。
上記の場合ですが、下記を掛け合わせた広告で成果が出たとしましょう
『価格系の広告文』と『人物系クリエイティブ』
『価格系の広告文』と『店舗系クリエイティブ』
価格訴求で成果が良いことがテストで分かったため
今後は価格訴求に力を入れた施策を打つことができます。
少し話が脱線してしまいましたが、
今回お伝えしたかったことは広告セットの理想クリエイティブ数は3~5個になります。
社内の運用方針や運用者によってクリエイティブ数は変動してくると思いますので
自分に合ったクリエイティブ数を探ってみてください!
Facebook広告のデザインを作成する際に知っておきたいツールは下記の記事が参考になります。
>>関連記事:Facebook広告はクリエイティブの”量”と種類で決まる!デザインの重要なポイントと便利な作成ツール紹介