「TikTokのおすすめの仕組みを知りたい!」
「TikTokでおすすめに載る方法を知りたい!」
「実際に成功している企業ってどんなコンテンツをあげているの?」
この記事では、上記のような疑問を抱えている方に向けて、「TikTokのおすすめに表示される仕組み」や「TikTokのおすすめに載るコツ」「実際にTikTokで成功した企業例」について解説していきます。
TikTokのおすすめ(レコメンド)とは?
TikTokで動画を閲覧する機能には以下の2種類があります。
- キーワードやハッシュタグ、ユーザー、楽曲などから動画を検索できる機能
- TikTokのAIによって閲覧履歴などからおすすめの動画が表示される機能
TikTokのおすすめ(レコメンド)機能において動画はTikTokアプリを立ち上げた際、「フォロー中」のタブではなく「おすすめ」のタブに表示されます。
参考元:https://www.tiktok.com/@sweet_yup_sweet
TikTokのAIによって評価されおすすめに載ることで、数多くのユーザーの目にとまり再生数やいいね、フォロワー数が劇的に伸びる可能性が高くなります。
また、レコメンドならば自分で検索をかけて動画を探すより手軽に動画を閲覧することができるため利便性が高く、多くのユーザーが活用しています。
TikTokのおすすめ(レコメンド)に表示される仕組み
投稿した動画がTikTokのおすすめ(レコメンド)に表示されるまでの流れは以下の通りです。
- TikTokのアルゴリズムによる動画の審査
- 審査を通過するとおすすめ(レコメンド)表示される
- エンゲージメントなどから動画の審査
- 高評価だと更に他のユーザーへと表示される
1. TikTokのアルゴリズムによる動画の審査
動画を投稿したらTikTokのアルゴリズムによって、「TikTokの規約に違反していないか」「シャドウバンされているアカウントでないか」など、動画の内容やアカウント状態を審査されます。
シャドウバンとは規約違反などにより、SNSの運営側がユーザーのアカウントに対し利用制限をかけることです。シャドウバンされる原因は以下のようなコンテンツを投稿した場合に起こり得ます。
・TikTokの規約に違反した動画を投稿した
・フォロワーの購入を行った
・ハッシュタグのつけすぎや連続で複数の動画を投稿した
シャドウバンされると投稿した動画がおすすめ(レコメンド)に載ることが難しくなるので注意しましょう。
2. 審査を通過するとおすすめ(レコメンド)表示される
TikTokのアルゴリズムによる審査を通過すると、投稿した動画がおすすめ(レコメンド)表示されます。初めにおすすめ(レコメンド)表示されるユーザー数は300〜400人程と設定されています。
3. エンゲージメントなどから動画の審査
おすすめ(レコメンド)動画が表示されたユーザーのエンゲージメントを基に、再びTikTokのアルゴリズムによって再審査されます。
- エンゲージメントとは具体的に、
- いいね
- 動画の視聴回数
- 動画の視聴時間
- コメント数
- シェア数
などです。
4. 高評価だと更に他のユーザーへと表示される
エンゲージメントの数値が高く、高評価とアルゴリズムによって判断された場合は、再びおすすめ(レコメンド)表示されます。
以上のような審査が繰り返し行われ、投稿した動画が高評価を獲得し続ければ、おすすめ(レコメンド)表示に継続的に載ることができます。
TikTokでおすすめ(レコメンド)に載るためのコツ4選
ここからは、TikTokでおすすめ(レコメンド)表示されるためのコツについて、以下の4つの観点から解説していきます。
- TikTokのアルゴリズムについて理解する
- トレンドにあったハッシュタグや曲をつける
- ユーザーと積極的にコミュニケーションをとる
- アクティブユーザーが多い時間帯に投稿する
1. TikTokのアルゴリズムについて理解する
TikTokのアルゴリズムに評価されるためには、どのようなアルゴリズムによって動画が評価されているのかを知らなければなりません。
TikTokのアルゴリズムに影響を与える要因は以下の5つです。
- いいね数
- コメント数
- シェア数
- フォロワー数
- 動画の視聴回数や視聴時間
いいね数
TikTokではいいね数が多いと、数多くのユーザーからの評価が高い動画として評価されやすくなります。
いいね数を増やすには、
- トレンドのハッシュタグをつけて認知を獲得する
- 他のSNSでシェアする
- フォロワーがよくいいねしてくれる動画を分析する
などの方法があります。
コメント数
コメント数もいいね数と同様にTikTokのアルゴリズムによって評価される指標のひとつです。ユーザーがコメントを書いている時間やコメントを閲覧している時間もアルゴリズムによって評価されます。
コメントはユーザーからの反応がダイレクトに表示されるので、投稿した動画に良いコメントがつけばアルゴリズムからの高い評価を得ることが可能です。反対に悪いコメントがつかないように攻撃的な動画や視聴者を煽るコメントは控えましょう。
シェア数
TikTokの動画を他のSNSである「LINE」「Instagram」「Facebook」などにシェアされた数も、TikTokのアルゴリズムで評価されます。
他のSNSにシェアしてもらうことでTikTokへの流入が見込めることから、シェア数の多い動画はおすすめ(レコメンド)に載りやすい傾向にあります。
フォロワー数
フォロワー数は、TikTokのアルゴリズムだけでなくアカウントの評価としても繋がります。フォロワーが多いアカウントは、多数のユーザーのニーズに応えたコンテンツを投稿しているとして評価されるため、おすすめ(レコメンド)に掲載される際に重要な指標となります。
動画の視聴回数や視聴時間
動画の視聴回数が多く、各ユーザーからの視聴時間が長い動画は、良質なコンテンツとしてTikTokのアルゴリズムにより評価されます。何度も再生してもらえたり、長い時間閲覧される動画を作成する工夫が必要となります。
2. トレンドにあったハッシュタグや曲をつける
TikTokは拡散力が高く発信力も強いため、常に流行が入れ替わりしています。特に流行っている動画はユーザーから認知されやすく人気の動画として評価されやすくなっています。そのために、まずはトレンドにある動画の分析を行いましょう。
分析する項目としては、以下の3点です。
- 音源
- ジャンル
- ハッシュタグ
この中でも音源やハッシュタグは取り入れることが容易なため、トレンドから逆算してどのようなコンテンツを投稿するのか考えるようにしましょう。
3. ユーザーと積極的にコミュニケーションをとる
良質なコメントをもらえることにも繋がりますが、ユーザーとのコミュニケーションを積極的に取ることが大切です。
具体的には、動画にしてもらったコメントへの返信を行う、相手の投稿に対していいねをつけるなどを行うことで、アカウントの評価やユーザーの信頼を獲得することができます。
4. アクティブユーザーが多い時間帯に投稿する
おすすめ(レコメンド)に載るには、アクティブユーザーの多い時間帯に投稿することが大切です。
TikTokの利用ユーザー層は若い世代が多いため、帰宅時間である15〜18時、昼食休憩の12〜13時、夕食後の19〜21時の時間帯に投稿することをおすすめします。
TikTokでバズる方法については、下記の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
TikTokのおすすめ(レコメンド)に表示されるメリット
TikTokのおすすめ(レコメンド)に表示されるメリットについて紹介します。
- フォロワー以外のユーザーに認知してもらうことができる
- 広告費を抑えながら、大きな広告効果を期待することができる
フォロワー以外のユーザーに認知してもらうことができる
TikTokのおすすめ(レコメンド)に表示されることで、自社のアカウントをフォローしていない新規のユーザーへとリーチすることが可能です。
おすすめ(レコメンド)に表示される動画は、ユーザーの興味・関心に基づいて類似した動画が表示されます。そのため、いいねやコメント、新規フォロワーなどのエンゲージメントを獲得することができます。
広告費を抑えながら、大きな広告効果を期待することができる
TikTokのアルゴリズムに評価され、おすすめ(レコメンド)に表示され続ける(バズる)と自社に対する認知度や関心が高まります。その結果、莫大な広告費をかけることなく、数多くのユーザーへと自社の投稿を届けることができます。
TikTokでバズった企業アカウント
最後に、TikTokで成功した企業アカウントをご紹介します。
- アイリスオーヤマ
- WEGO
- ほっともっと
アイリスオーヤマ
家電や家具などで有名なアイリスオーヤマのTikTokアカウントが開設されたのは、2022年5月で現在のフォロワー数は約5万6千人を超えています。(2023年8月時点)
アイリスオーヤマの投稿は日々の生活において役立つライフハック術がメインです。自社商品の説明や使い方といった広告感は全くなく、野菜の切り方や食材の保存方法といったライフハックを紹介する中で自社商品の魅力を伝えています。
参考元:https://www.tiktok.com/@irisohyama_official
WEGO
アパレルを手がけるWEGOは、ターゲットユーザー層が10〜20代であるため、TikTokの利用ユーザー層ともマッチしています。
パーソナルカラー別のおすすめのコーディネートやセール情報、ロングブーツの綺麗な脱ぎ方などユーザーのためになる情報を投稿しています。テンポが良い投稿で最後まで視聴したくなる動画の構成が魅力的です。
参考元:https://www.tiktok.com/@wego_official
ほっともっと
お弁当チェーンのほっともっとは、商品のお弁当の食べ方や宣伝がメインで食欲をそそられます。「この食べ方したことある?」という動画では、5万以上のいいねをされています。
「今度やってみます」というポジティブな意見が多く、コメントにも返信をしていることからアルゴリズムによって良い評価がされたと考えられます。
参考元:https://www.tiktok.com/@hottomotto_com
まとめ
この記事ではTikTokでおすすめ(レコメンド)に載る方法とは何か、TikTokのおすすめに表示される仕組み、実際に成功した企業を解説しました。
TikTokでおすすめ(レコメンド)に載るためには、TikTokのアルゴリズムへの理解や流行している動画の分析を行うことなどが大切です。実際に成功した企業の動画を参考に、自社のアカウントをバズらせる方法を検討してみてください。