「TikTokのバズるってどんな状態のこと?」
「TikTokがバズりやすい時間帯と曜日はいつ?」
「TikTokのインサイトの確認方法がわからない」
「投稿している投稿の質は高いのに、なかなかおすすめ欄に載らない」
などこのような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、このような疑問がある方に向けて「TikTokがバズりやすい投稿時間」や「インサイトの分析の方法」について、解説していきます。
TikTokの「バズる」とは?
TikTokとは、数十秒から数分の動画を撮影・編集・投稿のできる若い世代に人気のあるSNSです。誰でも簡単に人気の曲やエフェクトを使うことができ、個性的な動画を作成することができます。
動画共有プラットフォームであるTikTokの「バズる」状態とは、投稿した動画がおすすめに載ることを指します。TikTokでおすすめに表示されると、既存のフォロワー以外の新しいユーザーへとリーチでき、数多くの再生数やいいね、コメント、フォロワーの増加を期待することができます。
TikTokで投稿をバズらせることは簡単ではありませんが、自社のアカウントを分析すればバズるためのヒントを見つけることができます。
TikTokで「バズる」メリットとは?
TikTokでバズると以下のようなメリットがあります。
- フォロワー数が増加する
- リーチ数やエンゲージメント数が増加する
- 自社の商品やサービスの認知度が上がる
1. フォロワー数が増加する
TikTokでバズるメリットの一つ目は、多くの新しいフォロワーを獲得することができる点です。TikTokはInstagramやTwitterなど他のSNSと比較すると、フォローまでのハードルが低いため、ユーザーの趣味や関心度の高い動画を投稿することで簡単にフォローしてもらえます。
また、フォロワーが増えれば増えるほど、より多くのユーザーに認知してもらえるため、おすすめに表示されやすくなります。
2. リーチ数やエンゲージメント数が増加する
TikTokでバズるメリットの二つ目は、リーチ数やエンゲージメント数が増加することです。TikTokでバズるとおすすめに載りやすくなり、おすすめに載ると数多くのリーチ数を獲得することができます。また、新規リーチしたユーザーがバズった投稿だけでなく、自社の他の投稿も視聴してくれるようになります。
このように一つの投稿をバズらせるだけで、過去に投稿した動画の再生数やいいね、コメントなどを増やすことができます。
3. 自社の商品やサービスの認知度が上がる
TikTokでバズるメリットの三つ目は、アカウントの認知度が上がることです。アカウント認知度が上がることで、自社の商品やサービスなどの認知度アップも期待することができます。
また、アカウントの認知度が上がればインフルエンサーとして活動できたり、商品の購入(コンバージョン)にも繋がります。
TikTokで「バズる」仕組みとは?
TikTokでは、動画を投稿した後にテスト配信が行われます。テスト配信では、自社のアカウントのフォロワー以外のユーザーにも投稿が届けられ、再生数やいいねなどのリアクションを獲得することができます。
このテスト配信において、TikTokのアルゴリズムから優良なコンテンツであると判断されると、おすすめに表示されます。TikTokでバズるためには、まずこのおすすめに表示されることが重要です。
TikTokのアルゴリズムで評価されるためには、以下の指標が大切になります。自社のアカウントのインサイトを分析してみてください。
- いいね
- 動画の視聴回数
- 動画の視聴時間
- コメント数
- シェア数
また、これらの指標の数値を伸ばすためには以下のような手段がおすすめです。取り入れられそうな方法から試してみてください。
- TikTokのアルゴリズムについて理解を深める
- 流行っているハッシュタグや曲をつける
- ユーザーとのコミュニケーションを増やす
- 投稿頻度を増やす
- ターゲットを明確にする
- アクティブユーザーの多い時間帯に投稿をする
TikTokでバズる方法については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、この記事では特に「アクティブユーザーの多い時間帯に投稿をする」方法について解説していきます。
TikTokの投稿がバズる時間とは?
TikTokの投稿がバズりやすい時間は、アクティブユーザーの多い時間帯です。アクティブユーザーが多いと自然と視聴される回数が増えるため、TikTokの投稿をバズらせるためには投稿時間を工夫する必要があります。
ここからは、アクティブユーザーの多い時間帯とその理由について解説していきます。
- 11~13時 / お昼の時間帯
- 15~18時 / 帰宅中・帰宅後の時間帯
- 23~0時 / 就寝前の時間帯
1. 11~13時 / お昼の時間帯
11〜13時は日中の時間帯の中で、最もTikTokのアクティブユーザーが多い時間帯となっています。
この時間は、学生や社会人のお昼休憩の時間帯となっています。TikTokの動画は、短時間で視聴できるため、昼休みの隙間時間にTikTokを利用するユーザーが多いことが要因として挙げられます。 お昼の時間帯は、数多くのユーザーが視聴しているため、動画のジャンルに関わらずバズりやすくなっています。
2. 15~18時 / 帰宅中・帰宅後の時間帯
15〜18時は授業や部活終わりの学生や仕事が終わった社会人が多く、1日の中で最もバズりやすい時間帯となっています。そのため、帰りの電車の中や放課後に友達とTikTokを視聴するユーザーが数多くいると考えられます。
この時間帯は、放課後に友達と一緒にTikTokを視聴する人が多いため、女子高生に合わせてダンスやトレンドにある動画を投稿することが効果的です。
3. 23~0時 / 就寝前の時間帯
23〜0時は就寝前の人や塾や残業終わりの社会人のユーザーが多く、視聴率が上がりやすくなっています。また、ユーザー数が多い割に、この時間帯に投稿するクリエイターが少ないため、ライバルが少なくおすすめです。
アクティブユーザーが多い時間帯はどこなのかを分析し、何度か投稿してユーザーの反応をみてみましょう。
TikTokの投稿がバズる曜日とは?
TikTokで投稿をバズらせるには、いいね数やコメント数、視聴数などエンゲージメント数を増やすことが大切となります。
ここからは、TikTokの投稿をするのにおすすめの曜日について解説していきます。
- 金曜日&土曜日
- 日曜日
- 月曜&水曜
金曜日&土曜日
TikTokで投稿をバズらせるには、金曜日と土曜日がおすすめです。金曜日と土曜日は次の日が休みであるため、TikTokの利用時間が伸びるユーザーが増え、コメントやいいねなどもつきやすくなっています。
TikTokのアルゴリズムでは、エンゲージメント数が多い投稿が評価されやすくなっています。そのため、金曜日と土曜日に投稿することで、他の曜日に比べるとバズりやすくなっています。
また、時間帯としては
- 金曜日は、仕事や学校終わりの16-19時頃
- 土曜日は、朝早起きをする人が少ないので11〜18時頃
がおすすめです。
日曜日
日曜日は、金曜日や土曜日に比べてTikTokの利用者数が減り、エンゲージメントも付きにくくなっています。また、バズりやすい時間帯は夕方から夜にかけてとなります。
そのため、日曜日のバズりやすさは平日とあまり変わらないです。
月曜&水曜
月曜日と水曜日は、金曜日と土曜日に比べてエンゲージメントや視聴数が半分くらいに落ちます。エンゲージメント率が低いと、TikTokのアルゴリズムに評価されにくくなるため、バズりにくくなってしまいます。
そのため、もし月曜日や水曜日に投稿する場合は、時間帯や投稿内容など綿密に計画を立てる必要があります。
TikTokの投稿時間の分析方法
自社のアカウントのフォロワーは、どの時間帯によくTikTokを利用しているのか分析する方法を解説していきます。
- ビジネスアカウントの設定を行う
- インサイトを確認する
- コンテンツからデータを確認する
1. ビジネスアカウントの設定を行う
アクティブ時間を分析するには、まずTikTokのアカウントをビジネスアカウントに設定しましょう。ビジネスアカウントの切り替えは無料で設定でき、加えてさまざまな機能を利用できます。
ビジネスアカウントへの切り替え方法は、
- マイページから、「設定とプライバシー」をタップする
- 「アカウント管理」をタップする
- 「ビジネスアカウントに切り替える」をタップする
以上の手順を踏むことで、ビジネスアカウントへの切り替えが完了します。
2. インサイトを確認する
ビジネスアカウントへの切り替えが完了したら、インサイトから投稿の詳細を確認しましょう。
インサイトの確認方法は、
- プロフィールの右上にあるハンバーガーメニューから「クリエイターツール」をタップする
- 「一般」の中から「インサイト」をタップする
TikTokのインサイトでは、「概要」「コンテンツ」「フォロワー数」「LIVE」のタブを切り替えて指標を確認することができます。
概要タブ
「概要」タブでは、動画の視聴回数、プロフィール表示回数、いいね・コメント数、ユニーク視聴者数、シェアされた数、動画の再生された日や時間帯を確認することができます。
コンテンツタブ
「コンテンツ」タブでは、各動画の日付・時間帯別の再生回数や人気上昇中の動画を確認することができます。コンテンツタブをみれば、どの投稿時間帯の反応率がいいのか、視聴数の伸びた動画の特徴などの分析ができます。
フォロワー数タブ
「フォロワー数」タブでは、フォロワーの増減、性別の比率、年齢層、国や地域などを確認することができます。どの動画を投稿した後にフォロワーが増えたのか、もしくは減ったのかを分析することができます。
LIVEタブ
「LIVE」タブでは、最大同時視聴者数やLIVE配信で増えたフォロワー数などの確認をすることができます。
3. コンテンツからデータを確認する
インサイトが見れるようになったら、コンテンツタブから各動画のデータを確認してみましょう。分析したい動画をタップすると、下記の指標を確認することができます。
- エンゲージメント数
- 動画の継続率
- 動画の合計視聴時間や平均視聴時間
- 地域別動画視聴数
- セクション別動画視聴数
これらのデータから、どの時間帯が反応率がいいのか、どの曜日が反応率がいいのかなど分析してTikTokの運用を行うようにしましょう。
まとめ
この記事ではTikTokがバズるメリットとは何か、TikTokの投稿がバズる時間帯や曜日について解説してきました。
TikTokでは、15〜18時や金曜日と土曜日が特にアクティブユーザーが多いと解説してきましたが、おすすめの時間帯に投稿したから必ずバズるというわけではありません。
バズりやすい投稿時間は、ターゲットや投稿内容によっても異なります。自社のアカウントのターゲット層の再認識とインサイトから「各動画の日付・時間帯別の再生回数」を分析し、最も効果のある時間帯に投稿することをおすすめします。