Instagramを運用する上でどういうコンセプトで投稿すればいいのか分からない方が多いと思います。
Instagramアカウントにコンセプトがなければ、軸がブレてしまい、ユーザーを惹きつけることは難しいでしょう。
一度、反応率が低いアカウントになると、後から修正することが困難になります。
アカウント運用前からブランドコンセプトを決めておくことで、フィード投稿に統一感が生まれユーザーをグッと惹きつけるアカウントになります。
そこで
本記事は、以下のようなお悩みをお持ちの方に役に立つ内容になっています。
- 競合の投稿と差別化できない
- イマイチ投稿に反応が無い
- そもそも何を投稿すべきなのか分からない
本記事を最後まで読んで頂くことで理解できること
- 差別化したコンテンツの作り方が分かる
- ブランディングやコンセプトメイキングについて実践的に使える
- コンテンツのファンやリピーターを獲得できる
逆に本記事を読まなければ
競合と差別化できずに埋もれてしまい、投稿のネタが思いつかずに挫折に繋がります。
この記事は3分で読み終わる内容です。
ぜひ最後までご一読ください。
Instagramの運用はコンセプトが重要
Instagramの企業アカウントを運用する上で重要なのがブランドのコンセプトを定めることです。
写真や動画がメインのInstagramでは、コンセプトを定め、統一感のある投稿が求められています。
コンセプトが定まっているからこそ、ユーザーが共感し、惹きつけられ、ファンがリピートして商品やサービスの紹介などに繋がります。
コンセプトを逸脱した投稿をすればファンは定着しないでしょう。
例えば、働くママをターゲットにした「働くママを元気にするサプリ」というコンセプトがあれば、仕事の合間や子どもを寝かしつけた後にホッと一息つくシーンなどの利用シーンなどを伝えることができますね。
しかし、投稿内容がコンセプトなどの期待から逸脱したものであれば、フォローしているユーザーから、フォローを外される可能性が高くなります。
コンセプトがズレた投稿は、ユーザーの期待を裏切り、フォロワーが定着しない原因になります。
だからこそ、Instagramのアカウント運用にはコンセプト決めが重要になります。
そもそもコンセプトとは?
コンセプト(concept)とは、概念・発想・構想などの意味があります。
コンセプトを分かりやすく応用できるように説明すると
「ブレないような一貫した考え」のことです。
商品や広告などの製作物に用いられます。
コンセプトが無ければ、商品や投稿のファンになってくれずリピーターが定着しないため、新規で集客をしなければ事業が成り立たなくなります。
例えば、ディズニーランドの場合
ファミリー向けに楽しめるエンターテイメントを提供する
が基本コンセプトになっています。
上記のコンセプトを逸脱して、園内で新喜劇を提供してもファンは困惑し、「期待していたものと違った」と来場してくれなくなるでしょう。
このように製作物にはコンセプト(ブレない一貫した考え方)が重要になります。
Instagramにおけるコンセプト
コンセプトの重要性を認識して頂けたと思います。
では、Instagramアカウント上におけるコンセプトとは、どのようなものなのでしょうか?
Instagramにおけるコンセプトの最終的なゴールは
「〇〇といえば”あなたが運用するアカウント”」を目指すことです。
例えば、ファミリー向けのテーマパークと言えば”ディズニーランド”を思い浮かべますよね?
そのように「〇〇といえば?」で連想されるキーワードから逆算しましょう。
Instagramにおけるブランドコンセプトの作り方
ブランドコンセプトを設計する上で、最初に決めるべきことは
ターゲットを明確にすることです。
理由は、ターゲットが求めていないコンセプトを作り上げてしまった場合、全ての設計が机上の空論となり無駄になってしまうからです。
Instagram上のターゲットとは、投稿内容の商品などを届けたい年代や性別を指します。
例えば、「20代後半の美容に関心のある女性」などのように大まかな属性を絞りましょう。
次に、ターゲットのニーズ(求めているもの)が何か考え「何を伝えるのか」を決めます。
「〇〇と言えば(投稿内容or自社商品)」とユーザーに言われるブランドになるには「〇〇」を連想してアイデア出ししましょう。
例えば、ハンバーガーのファーストフード店と言えば?と言われたら「マクドナルド」を連想すると思います。
- 炭酸ジュースと言えば:コーラ
- お笑い事務所と言えば:吉本興業
- YouTuberと言えば:ヒカキン
- 老若男女に愛されるファッションブランドと言えば:UNIQLO
- 大阪の食べ物と言えば:たこ焼き
- 日本で1番有名な大学と言えば:東京大学
- 春に咲く花と言えば:桜
- 日本の料理と言えば:寿司
などのように「〇〇と言えば?」「自社商品や投稿内容」となるように逆算して設計しましょう。
とはいえ「若返りを実感できる化粧水」だけで「自社商品や投稿内容」となるには差別化が必要です。
そのため、商品の特徴やUSP(独自の強み)を何にするかを考えながらアイデアを出していきましょう。
【簡単3ステップ】Instagram運用のコンセプトの作り方
コンセプトを作る際は、メインキーワードとサブキーワードを挙げていきましょう。
以下のようなイメージです。
「メインキーワード1+サブキーワード2〜5」
AppleのMacBookを例に出します。
メインキーワード:違いにこそ価値がある
サブキーワード:直感的操作、デザインがカッコいい、高級感、ブランド、M1チップ
などが挙げられますね。
このようにしてコンセプトが作れたら
次にアピールするものを「機能的価値」と「情緒的価値」に細分化しましょう。
ユーザーに価値を感じてもらえなければ、差別化できずに他のコンテンツに埋もれてしまいます。
そうならないためにも「機能的価値」と「情緒的価値」をユーザーにどのように感じてもらいたいのか考えましょう。
機能的価値:商品やサービスの機能・性能に対する価値です。
情緒的価値:商品やサービスから受ける印象に対する価値です。
例えば、AppleのMacBookで言えば、メモリやスペックなどが機能的価値です。これだけでは、他者の良い製品と似てしまい価格競争に陥ります。
そこで
デザインや触った質感などが情緒的価値にあたります。
カフェでMacBookと仕事をするのがカッコイイのようなイメージを連想させます。
このように、機能的価値では商品やサービスで感じられる機能性などの「事実ベースの情報」を伝えます。
他のコンテンツと差別化を測るために情緒的価値で「どのような気持ちになるか」を伝えましょう。
コンセプトが優れているアカウントの例
この章では、コンセプトが優れているInstagramアカウントをご紹介します。
東京デートストーリー
東京メトロの”最寄り駅でデートをするなら” がコンセプト
「夕やけだんだん」は谷中銀座商店街の付近にある階段です。
ノスタルジックな雰囲気が漂うその階段は、その名の通り夕やけの絶景スポットとなっています。
本記事でご紹介したコンセプトの作り方から解説します。
メインキーワード:最寄り駅でデートをするなら
サブキーワード:東京メトロ、東京、デート、小説、イラスト
機能的価値:最寄り駅でデートが楽しめる
情緒的価値:普段何気なく利用していた駅がデートスポットになる
あなたが普段何気なく利用している東京メトロの最寄り駅がデートスポットとして小説とイラストで知ることができる
上記のような、お気に入りのInstagramのアカウントを参考にして
ブランドコンセプトをアカウント設計してみてはいかがでしょうか?
まとめ:【知らないと後悔する】Instagramのブランディングやコンセプトの作り方
この章では、本記事の要約します。
Instagramの運用はコンセプトが重要
投稿内容がコンセプトなどの期待から逸脱したものであれば、フォローしているユーザーから、フォローを外される可能性が高くなります。
そもそもコンセプトとは?
「ブレないような一貫した考え」のことです。
Instagramにおけるコンセプトとは?
「〇〇といえば”あなたが運用するアカウント”」を目指すことです。
Instagramにおけるブランドコンセプトの作り方
ブランドコンセプトを設計する上で、最初に決めるべきことは
ターゲットを明確にすることです。
【簡単3ステップ】Instagram運用のコンセプトの作り方
「メインキーワード1+サブキーワード2〜5」
アピールするものを「機能的価値」と「情緒的価値」に細分化しましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回は、Instagramアカウントにおけるコンセプトの重要性とアカウント運用への活かし方をご紹介しました。
本記事で紹介した、機能的価値と情緒的価値で差別化したコンセプトの作る手順があなたのInstagram運用のお役に立てれば幸いです。