筆者は”カヒカゼ”のシュリという名前でフォロワー数0→14万人まで増やした
TikTokアカウントを運用した経験があります。
今回は、筆者がTikTokを見てきたなかでTikTok利用者数やTikTokユーザーの特徴を解説させていただきます。
「TikTokのユーザー層は?」
「他のSNSの利用者数は?」
「TikTokユーザーの特徴は?」
この記事はこういった悩みを抱えている方に向けて書いています。
この記事を読んでいただければ、TikTokのユーザー層、他のSNSの利用者数、企業がTikTokを活用する上で知っておきたいTikTokユーザーの特徴を理解できるようになります。
InstagramリールとTikTokの違いは『【必見】TikTokの企業アカウントとは?実際に行った企業の成功事例5選!』の記事に詳しく書いてあります。
では早速、TikTokのユーザー層について解説させていただきます。
TikTokのユーザー数
TikTokのユーザー数について解説させていただきます。
TikTokはもともと、中国のByteDance社が開発し始まったSNSであり、今や全世界で利用されているSNSになります。
この章では、TikTokが全世界でどれくらいのユーザー数がいるのかについて紹介させていただきます。
世界のユーザー数
世界全体のTikTokのユーザー数は2020年8月時点で6億9000万人に利用されています。
2019年には、Google Play、Appstoreでは、世界で2番目にダウンロードされたアプリとしてGoogleから表彰されました。
また、海外企業とのコラボも増えており、世界的にも注目度の高いSNSになります。
TikTokは全世界でのユーザーを獲得しており、海外でのマーケティングツールとしても活用できますが、国際政治要請で利用できないというケースもあります。
なので、マーケティング対象の国でTikTokの利用が可能なのかを確認しておきましょう。
日本のユーザー数
日本のTikTokのユーザー数は2018年12月時点で950万人に利用されています。
2019年11月頃までは増加傾向でしたが、新型コロナウイルスによる影響からか2月から減少しました。
緊急事態宣言により、外で撮影する機会が減ったからだと考えられます。
しかし、緊急事態宣言が解除されるとやや増加傾向になりました。
緊急事態宣言が解除され、外でも撮影の機会が増えるとますます日本のTikTokユーザー数は増えると考えられます。
中国のユーザー数
TikTokはもともと、中国のByteDance社が開発し利用が開始されたSNSです。
そのため、中国のTikTokのユーザー数は全世界で最も多く2020年2月時点で4億人に利用されています。
TikTokは中国では「抖音」(どういん)と呼ばれており、日本のTikTokにはない独自のサービスが備わっています。
・位置情報の共有
上記の2つは日本のTikTokには備わってない機能です。
中国のTikTokの方が機能性が高く、マーケティングツールとしても高い評価をされています。
アメリカのユーザー数
アメリカのTikTokのユーザー数は2021年現在5000万人です。
アメリカの人口と比べると、決して多いとは言えません。
しかし、FacebookやInstagramのユーザーが多い中、TikTokは短期間で利用者数を増やしているのが特徴です。
アメリカの学校では、動画を制作して投稿するTikTokクラブなどもあり、今後TikTokの重要性はさらに高まり続けていくことでしょう。
インドのユーザー数
インドでは2019年時6月時点で1億2000人に利用されていました。
ですが、政治的な背景により国内での利用を禁止されています。
TikTokユーザーの特徴
この章では、以下の4つのTikTokのユーザー層とユーザーの特徴について解説させていただきます。
・TikTokユーザーの年齢層
・TikTokユーザーの男女比率
・レコメンドに強い信頼感がある
・投げ銭に抵抗感がない
上記の4点を知っておくことで、TikTokでマーケティング活用する場合、どのような層にアプローチし、どのようにマーケティングを行うかが理解できるようになります。
TikTokユーザーの年齢層
日本国内のTikTok利用者は以下の通りになります。
20代:22.3%
30代:22.8%
40代:24.3%
50代:13.7%
10代の利用者が一番多いイメージですが実際はこのようになっています。TikTokを活用し、SNSマーケティングとして動画広告を利用するユーザーが増えているというのが、このデータから分かります。TikTokの利用者が増加しているのに比例してビジネス目的の利用者も増えてきていると考えられます。
アメリカのTikTok利用者は以下の通りになります。
20代:27.4%
30代:17.9%
40代:16.3%
50代:6.3%
アメリカの場合は、年齢順に利用者が少なくなっています。
このデータから分かることは、アメリカは日本と違ってビジネスとしての利用が少ないことが分かります。
アメリカでは、若者の娯楽目的のSNSとしてTikTokを利用されています。
TikTokユーザーの男女比率
日本のTikTokの男女比率は以下の通りになります。
女性:44.8%
TikTokは女性の方が多いイメージがあるかもしれません。しかし、上記のデータを見る限り日本では、男性ユーザーの方が多いことがわかります。なぜなら、TikTokをビジネス利用する男性が増えているということです。
アメリカのTikTokの男女比率は以下の通りになります。
女性:60.4%
上記のように、アメリカでは女性のユーザーの方が多いことが分かります。
アメリカは日本と違って若い女性が娯楽として活用するSNSになっています。
レコメンドに強い信頼感がある
TikTokユーザーはレコメンドに強い信頼感があるという特徴があります。TikTokはレコメンドベースのサービスであり、ユーザーはおすすめ欄に表示されるコンテンツを楽しみます。
それは、TikTokをビジネスで活用する場合も同様に、企業の広告もおすすめ表示されるコンテンツの中に含まれます。コンテンツやその内容がユーザーのニーズに一致していれば、広告であっても受け入れやすくなっていると考えられます。
投げ銭に抵抗感がない
TikTokのライブ配信による「投げ銭機能」はユーザーの心理的ハードルが低いと考えられます。
スマートフォンを通じた課金や決済が当然となっているユーザーにとって、「投げ銭」という比較的新しいマネタイズ方法にもあまり抵抗感がないといえます。
企業がビジネスでTikTokを利用する場合も、TikTokのライブ配信による「投げ銭」のような既存の収益獲得手段とは異なる方法もテストする場所として活用することができるでしょう。
他のSNSの利用者数
これまで、TikTokの利用者数やユーザーの特徴について解説させていただきました。
この章では、TikTok以外の以下の4つのSNSの利用者数を紹介させていただきます。
・Instagram
・Twitter
・Facebook
・LINE
Instagramの利用者数は、2019年3月時点で、国内に3300万人、2020年10月時点で全世界に11億5800万人と多くのユーザーを獲得しています。
Instagramは画像や動画の投稿がメインのSNSになります。日本では「インスタ映え」というフレーズが流行し、10代〜20代に人気があります。
InstagramリールとTikTokの違いは『【徹底解説】InstagramリールとTikTokの違いは何?どちらを始めればいいかが分かる!』の記事に詳しく書いてあります。
Twitterの利用者数は、2018年10月時点で、国内に4500万人(アカウント数)、2020年10月時点で全世界に3億5300万人のアカウント利用があるSNSです。
1人で複数のアカウントが所有できるため、実際の利用者数はデータよりやや少ないです。Twitterは140文字以内で日々の状況や自分の考えなどを発信するSNSツールになります。
非常に拡散力の高いSNSで10代〜30代の方を中心に人気があります。
Facebookの利用者数は、2019年7月時点で、国内に2600万人、2020年12月時点で全世界に28億人のユーザーがいる巨大SNSです。
Facebookは、世界で最も利用者数の多いSNSになります。利用者の年齢層は主に30代〜40代が多く利用しています。
本名で登録しないといけないため、10代〜20代の若者はFacebookに新規登録するケースが少なくなっています。
LINE
LINEの利用者数は、2020年10月時点で、国内に8600万人、2019年1月時点で全世界に1億9000万人の利用者がいます。
LINEは、他のSNSと大きく異なる点として電話やメールという個人間の連絡用に利用されるSNSになります。
日本でスマートフォンを持っている人なら誰もが利用しているSNSツールであり、
友達との連絡ツールや家族との連絡ツールとして、若者だけでなく40代以上の利用者も多くなっています。
まとめ
最後まで読んで下さりありがとうございます。
この記事では、
・TikTokのユーザー数
・TikTokユーザーの特徴
・他のSNSの利用者数
について解説させていただきました。
TikTokのユーザー層について理解することで、TikTokを活用しマーケティングを行う際、どのような層がいるからどのようなコンテンツを投稿するかが定まりやすいです。
筆者の場合は、10代〜20代の女性に向けておもしろネタ系での動画を投稿しておりました。
企業がTikTokを行う際も、しっかりとユーザーのニーズとコンテンツが一致するように動画を作成していきましょう。
2章で紹介した、レコメンドに信頼感があることや投げ銭に抵抗感がないなど、TikTokユーザーの特徴を把握し、TikTokはまだまだ新しいプラットフォームなので、広告を行う際もチャレンジの場として、コンテンツを通して体験を提供するという観点で広告を展開してみましょう。
TikTokをマーケティング活用される際は、ユーザーの特徴を把握しユーザーのニーズと一致するコンテンツを作成しなければなりません。
ユーザーのニーズを意識し再生回数を伸ばす方法を下記の記事で紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。