現在この記事を読まれている方は、
「 InstagramのUGCって何?」
「 InstagramのUGCのメリットは?」
「 InstagramのUGCの活用方法は?」
上記のようにお考えではないでしょうか。
本記事では、インスタグラムのUGCとは何なのか、UGCのメリットについてが分かる記事になっております。
この記事を最後まで読んでいただければ、UGCを活用する4つのステップ、UGCを活用した企業の成功事例まで理解することができます。
本記事は、5分で読める内容です。
UGCの特徴とメリット
本章では、以下の4つのインスタグラムのUGCの特徴とメリットについて解説いたします。
・UGCとは?
・コストが安い
・イノベーションにつながる
・信頼性の向上になる
UGCとは?
UGCとは、User Generated Contentsの略で、ユーザーの手により作成されたコンテンツのことを指します。
個人の作成した動画や写真、SNSに投稿された動画像やイラスト、ウェブサイトに投稿された口コミやレビューなどの文章も含まれます。
UGCを活用してアカウントを人気雑誌化することは、つまり「他のユーザーが投稿したコンテンツを自身のアカウントでコンテンツの一つとして紹介する」という形になります。
コストが安い
UGCはユーザーによって作られたコンテンツであるため、当然ながら制作費は一切かかりません。
コンテンツはユーザーが作成したものですので、企業は自社でコンテンツや投稿素材を制作しなくても済むことになります。
作成コストを削減できることは間違いありませんし、SNSアカウントの継続的な運用に必須となる膨大な量の素材を減らすことも可能です。
UGCを活用することで、費用対効果がかなり高いマーケティング手法であると言えます。
クリエイティブの制作にかかる費用を抑えたい方や、素材不足に悩んでいる方はUGCを活用することをおすすめします。
イノベーションにつながる
ハッシュタグキャンペーンなどを実施してUGCを発生させると、ユーザーが自社製品・サービスについて思っていることを知る機会が増えます。
「もっとこうだったら。」
「ここが気に入らない。」
というようなフィードバックを得ることにより、イノベーションが加速することが期待されます。
UGCとして集まった自社に対する声を参考にさらなる発展へと繋げていきましょう。
信頼性の向上になる
UGCを活用する最大のメリットは、UGCを通して企業や企業の商品、サービスに対する信頼性を向上できることになります。
近年では、企業自ら発信した情報よりも、自分と同じ立場にいる一般消費者による口コミやレビューの方が信頼性を持つようになってきています。
企業が商品の宣伝をするよりも、実際に商品を愛用している、一般消費者がメリットを伝える方が一般ユーザーの心に響くことがあります。
そのため、UGCを多く獲得することにより、自社製品の良さを認知、信頼してもらうことが可能になっております。
UGCを活用する4つのステップ
本章では、以下のUGCを活用する4つのステップを解説いたします。
・独自のハッシュタグを設定する
・目的のInstagram投稿を見つける
・使用の許可を取る
・リポスト投稿する
独自のハッシュタグを設定する
1つ目のステップは独自のハッシュタグを設定しましょう。
独自ハッシュタグは、企画内容やブランドを伝えるための重要なキーワードです。
プロフィールや自社アカウントのキャプション(説明文)内で、独自ハッシュタグの存在を紹介して下さい。
ユーザーに対して、その設定したハッシュタグを使用してもらうよう促していきましょう。
ハッシュタグの正しい付け方は『【必見】Instagramのフォロワーを増やす7つの方法!フォロワーの増やし方を徹底解説!』で詳しく解説しています。
目的のInstagram投稿を見つける
2つ目のステップは、自社の目指すインスタグラムアカウントのイメージに近い投稿を見つけることです。
自社ブランドのオリジナルハッシュタグを活用したり、投稿数の多いハッシュタグの人気投稿から見つける、お店を紹介したい場合は、位置情報がついた投稿など、検索機能を使って理想の投稿を見つけていきましょう。
使用の許可を取る
3つ目のステップは、理想の投稿を見つけたら使用の許可を取りましょう。
ユーザーの投稿を無断で使用することは、大きなトラブルに発展します。
訴訟問題などに発展してしまうリスクがあるため、必ず当人に承諾を得て使用しましょう。
インスタグラムの投稿にコメントするか、ダイレクトメッセージ(DM)で連絡を取り、使用の許可を得ましょう。
リポスト投稿する
4つ目のステップは、当人の許可が取れればリポストとして投稿すれば完了になります。
投稿する際は、元の投稿者が分かるようにアカウント名を表記するようにしましょう。
画像内やキャプション内に明記すれば問題ございません。
UGCを活用した企業の成功事例
本章では、以下の3つのUGCを活用した企業の成功事例をご紹介いたします。
・キリンビール
・赤ちゃん本舗
・Franc Fanc
キリンビール
1つ目のご紹介するのは、キリンビールになります。
参考元:https://instagram.com/kirin_brewery?utm_medium=copy_link
キリンビールは、「#きょうのキリン」などのハッシュタグ投稿を促し、そのUGCを日々の投稿やストーリーズ投稿に活用しております。
UGCを提供してくれたユーザーに、メンションを付けて投稿したり、感謝のコメントを述べるなどユーザーに喜んでもらえる様々な工夫が施されています。
赤ちゃん本舗
2つ目にご紹介するのは、赤ちゃん本舗になります。
参考元:https://instagram.com/akachanhonpo?utm_medium=copy_link
ベビー・マタニティー用品のチェーン店アカチャンホンポの公式アカウントでは、指定のハッシュタグをつけて投稿された写真や動画を活用しております。
UGCを提供したユーザーを投稿にタグ付けし、丁寧なコメントを加え、ユーザーからの好意的な返信がされており、双方向でのコミュニケーションが生まれているアカウントになります。
Franc Fanc
3つ目にご紹介するのは、Franc Fancになります。
参考元:https://instagram.com/francfranc_official?utm_medium=copy_link
Franc Fancの公式ECサイトでは、自社製品を上手にインテリアコーディネートしたインスタグラム投稿を公開しております。
実際のインテリアの一部として製品をイメージすることができるため、製品をそのまま見るよりも購買意欲が引き立つというメリットがございます。
投稿のすぐ下には、実際の商品ページへのリンクが写真と共に掲載されております。
また、Franc Fancでは、ECサイトにて投稿のキャプションに「お客様投稿」という見出しとともに、投稿者のインスタグラムIDが記載されています。
投稿がUGCであることが一目で分かるほか、投稿者のIDを記載しているのは一般ユーザーにとって良い印象を与えることができております。
まとめ
最後まで読んで下さりありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
本記事では、
・ UGCの特徴とメリット
・UGCを活用する4つのステップ
・ UGCを活用した企業の成功事例
について解説させていただきました。
インスタグラムにおいてUGCを活用することは企業にとって非常に有効なSNSマーケティング手法です。
消費者目線のリアルな情報として商品やサービスを訴求することや、ファンを獲得して一緒にコミュニティを形成することでブランディングを実施するのに役立ちます。
企業にとってクオリティの高いUGCを増加させ、目指すべき成果へと繋げていきましょう。