スマートニュース広告は、他の媒体と比べてクリック率が高く、教育が必要な商材に適した広告です。
業種は、D2Cを始めとした健康食品や、コスメ、転職などのLPを利用した商材の出稿が向いています。
そのため、スマートニュース広告は初めての方でも効果を実感しやすい媒体です。
しかし
- スマートニュース広告の概要を知りたい
- 初めてにオススメの形式(フォーマット)をは?
- 他の媒体と比べて効果があるのか知りたい
上記のように頭を抱えている広告主様が多いようです。
そこで、本記事では初めての方でもスマートニュース広告が自社の商材に適しているか分かる記事となっています。
本記事では、3分で読める内容です。ぜひ最後までお読みください。
SmartNews(スマートニュース)とは?
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SmartNews(スマートニュース)広告とは、ニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」に配信できる広告のことを言います。
スマートニュースは、世界で5,000万ダウンロードされており、ユーザー数でNo.1(2021年4月現在)のニュースアプリです。
スマートニュースの特徴
スマートニュースでは、政治、経済、スポーツ、エンタメなどカテゴリ別にタブが分かれているため、幅広いジャンルのニュースを自由にカスタマイズできます。
2021年4月から「新型コロナワクチンチャンネル」が開設されたため、地図上で予約ができるワクチン接種会場や病院が探せるようになりました。
ニュースだけではなく、身近な暮らしに役に立つ情報やクーポンも配布されています。
スマートニュースユーザーの特徴
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スマートニュースのユーザーは、20代から50代の働く世代が7割を占めています。
男女比は、ほぼ半々で、約半数のユーザーが日本の平均年収を超えており、朝1日の始まりに情報収集として利用しているユーザーが多い印象です。
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スマートニュース広告にオススメの業種と商材
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スマートニュース広告が有効な商材は、LPなどのコンテンツを読み込む必要がある商材です。
スマートニュースユーザーはコンテンツを熟読するユーザーが多いため、リテラシーが高いユーザーのリードを獲得できます。
他の媒体(Google、Facebook広告)との比較
スマートニュース広告の最大の特徴は、Facebook広告や、Googleディスプレイ広告と比べてもクリックされやすく、一人当たりのクリック単価(CPC)が最も低いため、効果的にリードを獲得できます。
企業や家庭で大きな責任を担う世代が中心のニュースアプリであるため、広告配信では認知拡大だけでなくコンバージョンの獲得も可能です。
スマートニュース広告の種類
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スマートニュース広告は、Yahoo!広告と同様に、運用型(SmartNews Standard Ads)と予約型(SmartNews Premium Ads)と呼ばれる2種類の広告があります。
以下の章では、それぞれの広告メニューの概要を解説します。
【運用型】Standard Ads
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Standard Adsは、運用型のインフィード広告となります。
主にリード獲得を目的として運用されることが多く、スマートニュース広告運用者の約7割がこのSmartNews Standard Adsを利用しています。
最低出稿金額が決められていない広告であるため、任意のニュースフィード面と記事面に配信が可能です。
Standard Adsは、見た目が記事と同様の形式で配信される広告です。
通常の記事と同じように表示されるため、周りのコンテンツと馴染むように表示され広告色が少なくクリックされやすいです。
【予約型】Premium Ads|動画と静止画
Premium Adsは、純広告として静止画と動画での出稿が可能です。
1日150万程度のインプレッションの見込みがある広告枠に出稿できるため、前者のStandard Adsよりもインパクトのあるクリエイティブが作成できます。
他の媒体で静止画と動画広告で出稿を検討している方は「【効果が出る!】目的別YouTube広告形式の選び方」の記事が参考になります。
スマートニュース広告の概要
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スマートニュース株式会社は、株式会社ミクシィと業務提携を結んでいるため、スマートニュースのアプリ以外にも広告が表示されます。
クリエイティブの形式(フォーマット)は、バナーで配信できるStandard Adsと、動画で配信できるStandard Bideo Adsの2種類があります。
バナーを使用し、カルーセル広告を配信することも可能です。
配信アルゴリズム
>>画像出典:MEDIA GUIDE「配信アルゴリズム」 | SmartNews
スマートニュース広告では、人工知能によってユーザーの興味関心が最適化されたニュース記事や広告が表示されるようになっています。
入札機能と課金方式
入札機能は、手動と自動の2種類から選択できます。
課金方式は、CPC課金(クリック課金)とCPM(インプレッション課金)の2種類から選択可能です。
- SmartNews Standard=CPC課金
- SmartNews Premium=CPM課金
上記の課金方法が適用されます。プランの詳細は下記の通りです。
プラン | 費用 | 最低費用 |
Standard Ads | CPC1円ネット | 50万円ネット |
Cover Story Ads | imp@2.33円グロス | 700万円グロス(想定300万imp) |
1Day Premium | imp@2円グロス | 800万円グロス |
Premium Video Ads | vimp@2.5円グロス | 200万円グロス |
ネット(ネット)とは、インターネット広告で「実際に広告費として使った金額」を指します。
いわゆる、広告を配信するための費用(原価)のイメージです。
グロス(gross)とは、インターネット広告で「広告を出稿するときにトータルでかかる費用」のことをいいます。
グロスは、ネット(広告の原価)に、広告代理店の手数料(マージン)を加えた総額のことです。
広告を出稿する際に、広告代理店から請求される金額はこのグロスの金額を請求されると思っておきましょう。
ターゲティング
続いて、スマートニュース広告で設定できるターゲティングの詳細は以下の通りです。
ターゲティング項目 | 詳細 |
OS | iOS/Android |
性別 | 男性/女性/不明 |
年齢 | 19歳以下 / 20~50歳以上 |
時間帯 | 時間ごとに設定可能 |
スマホキャリア | docomo/au/Softbank |
オーディエンス | リマーケティング/キーワード/類似拡張/配信除外 |
ジャンル | エンタメ/ビジネス/グルメ/スポーツ他 |
興味 | 自動車/キャリア/恋愛/政治/エンタメ/マネー&金融 |
都道府県 | 47都道府県(市区町村まで指定可能) |
カテゴリのジャンル指定は、Premium Adsのみで使用できるターゲティングとなっています。
詳細は、スマートニュース広告の公式サイト「Premium Ads チャンネル・ジャンル対応表 」が参考になります。
【まとめ】初めてでも分かるスマートニュース広告の概要|種類と費用、他媒体との比較
この章では、本記事の要約を記載して振り返ります。
文字は全てリンクになっているので、不明な点はリンクで押して知識の復習にご活用ください。
いかがでしたでしょうか?
本記事を読み、本記事では初めての方でもスマートニュース広告の概要と種類や費用、自社の商材に適しているかお分かり頂けたと思います。
他の媒体と比べても、スマートニュース(Smart News)のユーザーは40代以上が多く、クリック率が高いのが特徴です。
業種は、D2Cを始めとした健康食品や、コスメ、転職などの教育(LPなど)が必要な商材の出稿が向いています。
本記事があなたのお役に立てれば幸いです。