クライアントへのアップセルやクライアントからもっと予算を投下したいなど
広告予算が上がったりすることがあると思います。
今回の記事では、上記のように予算が上がった際の
Facebook広告運用での注意点についてお話ししていきたいと思います。
例えばですが、予算が上がる前は広告セットAしか配信していなかったとしましょう。
広告セットAのみで3ヶ月間(4~6月)月額30万円ペースで配信していたとします。
そこでクライアントから成果も出ているし、
7月から月額予算を80万円に変更したいという要望があったとします。
ここで単純に広告セットAの日予算を月額80万円ペース(日予算26000円ほど)に上げるだけではいけません。
もちろん、今まで通りの成果が出るかもしれませんが、その事例はごくごく稀です。
予算が倍以上になった場合は、今まで配信していたターゲット層とは別に
新たなターゲット層が必要でございます。
上記の理由としては、下記のような懸念が挙げられます。
・今までのターゲット層を刈り取ってしまい、CVするユーザーが枯渇する
・フリークエンシーの溜まる速度が速まり、広告が非表示にされやすくなる
上記を改善するだけでなく、新しくCVする層を発見する意味でも
予算の上がったタイミングで、広告セットを増やした(新規ターゲットへアプローチした)方が良いのです。
新規ターゲットとして最も簡単なアプローチしては、
前回の記事でお話ししました『類似オーディエンスの拡張率』が挙げられます。
上記ですが、既に類似オーディエンスを配信している方でないと設定できないため
そういった方は下記をご覧頂き、まずは類似オーディエンスを配信してもらえればと思います。
類似オーディエンスについて詳しく知りたい方は下記の記事も合わせてご覧ください。
>>関連記事:【最新】Facebook広告のカスタムオーディエンスとは?種類や設定方法、使い方を解説