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【手遅れになる前に】Instagram運用におけるペルソナとは?作り方を4ステップで解説
Instagramのアカウントを運用したいけど
「ペルソナが定まっていない」
「そもそもペルソナって何だろう?」
「今さら聞けない…..」
何となく言葉を知っているけど、実際にInstagramのアカウント運用に落とし込んで活用できていない
という方も多いと思います。
そこで今回は、ペルソナの重要性と基礎知識、Instagramアカウントへ活かす方法をご紹介します。
この記事は3分で読める内容です。ぜひ最後まで、ご一読ください。
【今さら聞けない】ペルソナとは?
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ペルソナとは、マーケティングにおける架空のユーザー像のことです。
実際にペルソナが実在しているかのようにライフスタイル情報( 年齢、性別、職業、居住地、年収、家族構成、平日・休日の過ごし方、趣味、関心、悩み・・・etc )を設定します。
【注意点】ペルソナとターゲットの違いとは?
「ペルソナ」と似た言葉に「ターゲット」があります。
違いは、“人物の設定がどれだけ詳細か” です。
具体例は以下の通りです。
ターゲット
20代女性、OL、ジムに通っている、メイクが好き
ペルソナ
田中雪子
女性
28歳
都内に住む
OL
ジムに週3日通う
合コン等の出会いの場に積極的に参加している(結婚したい)
InstagramやYouTubeでメイク商品、動画をチェックする
ターゲット:人物像の顔が見えないくらい抽象度が高い
ペルソナ:人物像の顔が見えそうなくらい詳細な設定
ペルソナを設定する際の注意点として、「20代女性」などと漠然としたターゲット設定をしないことです。
万人に受ける商品やサービスの方が売れやすいと考える方もいらっしゃると思いますが「20代女性」に向けた商品を作っても、多くの人の意見を取り入れると中途半端になり、結果的に “誰も欲しいと思わない商品” になります。
【重要】ペルソナの設定は必要?
Instagram運用で、ペルソナの設定は必要なのでしょうか。
結論、ペルソナ設定は必要でありアカウント毎に作成をするべきものです。
ペルソナ設定すると、以下のようなメリットがあります。
- フォロワーが集まりやすい
- 商品・サービスが売れやすくなる
- 時間、コストの削減が可能になる
フォロワーが集まりやすい
ペルソナを設定することで、Instagramの投稿を届けるべき人物像を明確になります。
そのため、悩みに共感した人や、商品の必要性を感じているユーザーの興味・関心を惹きつける投稿をすればフォロワーが集まります。
逆に
ペルソナを設定することをせず、Instagramの投稿し続けることでフォロワーは増やせたとしても反応率が下がってしまい、伸びづらいInstagramアカウントになります。
商品・サービスが売れやすくなる
ペルソナを明確にし、一定の信用を獲得することで商品・サービスが売れやすくなります。
理由は、あなたがInstagram上で紹介する商品やサービスに価値を感じユーザーが「このアカウント(憧れの人)が紹介するものだから間違いない」と信頼を獲得することが出来れば商品やサービスが売れやすくなります。
言い換えるなら、影響力のようなものです。
商品やサービスが売れる前提として「ペルソナ」を明確に定義することが必要になります。
時間、コストの削減が可能になる
ペルソナを設定することでユーザー像が明確になります。
Instagramアカウントを複数人で運用するプロジェクトの場合、ユーザーに求められている投稿やコンテンツを相互に確認できるため、効果的なアイデアと投稿することができます。
そのため、Instagramの運用を分担したとしても「認識のズレによる時間ロスやコストの削減」が可能になります。
Instagramにおける効果的なペルソナ設定の方法
この章では、実際に例を出しながら、ペルソナの設定をご紹介します。
「さぁ!具体的にペルソナを書き出しましょう」と言われても、難しいですよね。
ペルソナを作成する際のコツは、身近な人の顔を思い浮かべること。
架空の人物像を作り上げるよりも、身近の知人を例にしながら考えた方が、現実的で実用的だからです。
【4ステップ】ペルソナの作成方法
①ペルソナの要素を埋める
下記にペルソナ作成する際に必要な要素をまとめました。
実際に当てはめながら考えてみましょう。
- 名前
- 年齢
- 性別
- 学歴
- 職業
- 社内での役職
- 年収
- 居住地
- 家族構成
- 性格(価値観・人生観)
- 仕事の目標、課題、挑戦したいこと
- 習慣
- 趣味
- 平日、休日のスケジュール
- 利用するSNS
- 悩み
- ニーズ
②ペルソナの課題、目標を定義する
ペルソナの要素が完成したら、次に 抱えている課題や目標を定義しましょう。
ペルソナにどのような課題があり、現在の悩みは “何なのか” を詳細に設定しましょう。
ペルソナ設定は、実際にユーザーの声を聞かないと分からないこと、言語化出来ないインサイトを見出すことが大切になります。
③ペルソナの検証
作成したペルソナのような人物が存在するのか検証しましょう。
実際にペルソナに近い職業の方にインタビューを行ったり、Instagramのストーリーズでアンケートを取り検証してみることをオススメします。
④運用、改善
ペルソナが完成したら、実際にInstagramアカウントを構築しましょう。設定したペルソナの共感を得るような投稿、欲しいとインサイトを刺激するような投稿が大切になります。ここでの留意点は、ペルソナは随時アップデートをすることです。
現実のユーザーとペルソナにはギャップが存在します。作成したペルソナとフォロワーに乖離があれば、適切なペルソナを再定義することが必要です。是非参考にご活用ください。
ペルソナ作成の例
この章では、ペルソナの例をご紹介します。
ペルソナを作成する際には、複数の要素が必要となります。この章では最低限決めるべき要素を9つに厳選しました。
ぜひ参考にしてみてください。
- 性別
- 年齢
- 職業
- 居住地(職場)
- 趣味
- 性格
- 悩み
- 求めていること
- SNSに触れている時間帯
上記の要素でペルソナを作ってみます。
①ペルソナの要素を埋める
・性別:23歳
・年齢:男性
・職業:大学生
・居住地:東京都内のアパレルでアルバイト
・趣味:Apple製品が好き、ブログ、読書
・生活:Apple製品でガジェットを統一、ライフハックを好む
・悩み:Apple製品をもっと便利に活用したい
・求めていること:Apple製品のライフハックを知りたい
・SNSに触れている時間帯:アルバイト終わりの夜22時〜23時
ペルソナの要素を書き出しました。
次に
②ペルソナの課題、目標を定義します。
上記のペルソナは、自分の好きなガジェットやライフハックを知りたいと潜在的に考えています。
日常的にApple製品を使用しており、ライフハックについての情報を調べていることから
ペルソナが求めていることは
Apple製品を活用したライフハックや知ることで生活がより豊かになる情報を求めていることになります。
そのため、以下のようなInstagramの投稿に関心を抱く可能性があります。
- Apple製品に関する情報
- 生活をより豊かにしたい
- 仕事道具を洗練したものにしたい
上記3点の興味・関心が挙げられます。
上記のようなペルソナに興味を持ってもらえるようなInstagramアカウントのプロフィール、フィード投稿、ストーリーズ、ハイライトで情報を発信していきます。
ペルソナを作りたい方は、まずは8つの要素から考えてみて下さい。
まとめ
この章では、本記事を要約します。
【今さら聞けない】ペルソナとは?
ペルソナ(persona)とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことです。
実際にペルソナが実在しているかのようにライフスタイル情報(年齢、性別、職業、居住地、年収、家族構成、平日・休日の過ごし方、趣味、関心、悩み、ニーズ)を設定します。
【注意点】ペルソナとターゲットの違いとは?
ターゲットは、人物像の顔が見えないくらい抽象度が高いのに対し
ペルソナは、人物像の顔が見えそうなくらい詳細な設定です。
Instagramにおける効果的なペルソナ設定の方法
【4ステップ】ペルソナの作成方法
①ペルソナの要素を埋める
②ペルソナの課題、目標を定義する
③ペルソナの検証
④運用、改善
いかがでしたでしょうか?
本記事では、Instagramにおける「ペルソナ」の重要性と作り方についてご紹介しました。
Instagramで集客・販売に繋げるためにはユーザーのニーズを的確に把握する必要があります。
ペルソナ設定は、サクッとできるものではありませんが、Instagram運用で効果的に結果を出したい方は、ぜひ今回の記事を参考に実践してみてください。
この機会に、Instagramのアカウント設定から見直し、ペルソナを作ってみてはいかがでしょうか?
Instagramのブランディングやコンセプトの作り方についてもっと知りたい方は下記の記事もご覧ください。
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