この記事では、TikTokでの再生回数の伸ばし方について、大きく分けて3つのポイントで解説していきます。
再生回数を伸ばすために、TikTokでは動画をおすすめ欄に表示されることが非常に重要になります。おすすめ欄から多くのユーザーに拡散され、バズが狙えます。
TikTokでおすすめ表示される仕組みを理解せず、ただ闇雲に動画を投稿していてはバズは狙えません。
この記事を読むことで
- TikTokを始めたけどなかなか再生回数が伸びない
- どうやったら再生回数は伸びるの?
- TikTokでバズる方法を知りたい
このような悩みを抱えている方にTikTokを伸ばす方法を解説致します。
「TikTokを伸ばしたい!」と思っている方は是非、最後まで読んで頂きたいです。
では、TikTokでの再生回数の伸ばし方について解説していきます。
動画を投稿する前の重要な基礎知識
初めには、再生回数を伸ばすために動画を投稿する前の基礎知識を理解しておく必要があります。
そのために重要な、動画を撮影するときのポイントや動画編集の際のポイントについて紹介していきます。
ポイントとしては、ユーザーが飽きずにいかに見やすくするかというのを意識しながら撮影&編集を行いましょう。
再生回数を伸ばすために大切な撮影と編集をする際のポイントは、以下の4つになります。
・縦画面で撮影する
・音量を調節する
・フルテロップにする
・余分な箇所はカットする
縦画面で撮影する
動画を撮影する際は縦画面で撮影しましょう。
なぜなら、TikTokではスマホに合わせた縦画面での視聴を想定されて作られているからです。
横画面だと、スマホを横画面にしなければいけない動作が生まれることや、余白の部分があったりすると、それだけでユーザーは動画から離脱してしまう可能性があります。
筆者も必ず縦画面で撮影し、iPhoneで撮影する際は、指がマイクを覆ってしまうと声がこもってしまう場合もあるのでそちらも気をつけて撮影しておりました。
ユーザーが見やすい動画を意識して、縦画面での撮影を行いましょう。
音量を調節する
動画の撮影、編集を行う際は音量の調節を行いましょう。
動画内の音量が小さすぎたり、大きすぎたりするとユーザーは見る気を失ってしまい、いくらクオリティの高い動画だとしても動画をスキップされてしまいます。
動画を撮影する際は、しっかりマイクで声が拾えているかの確認や、何を言っているのかをユーザーに分かってもらえるように滑舌も意識して撮影を行いましょう。
動画を編集する際は、声が小さい場合は音量を上げ、声が大きい場合は音量を下げましょう。
注意するポイントは、筆者も度々あったのですが、動画編集アプリやソフトで編集したタイミングでは適切な音量でも、TikTokに投稿すると音割れしているケースもあるのでしっかりと確認をして音量を上げすぎないように、適切な音量で投稿しましょう。
TikTokユーザーが心地よく動画を見れるように適切な音量で動画の撮影、編集を心がけていきましょう。
フルテロップにする
動画を編集する際は、フルテロップをおすすめします。
動画をフルテロップにすることで、動画が見やすくなりユーザーの滞在時間も伸びるからです。
@kahikaze 「初対面失礼すぎるやつ」@junks513 @shuri0013 #カヒカゼ#初対面失礼すぎん? ♬ オリジナル楽曲 – カヒカゼ【KAHIKAZE】
上記の動画は、筆者が運用していたアカウントでの動画になります。
こちらの動画のように、強調したい部分があれば、その部分だけ色を変えることや動画に複数人いる場合は、1人1人に別の色のテロップを使うなどして、ユーザーが見やすく視聴できるようにしましょう。
Tiktok編集にオススメのツールCapcutの使い方は
『【2022年最新】Tiktok鉄板編集ツールCapcutの使用方法』の記事で詳しく解説しています。
https://marketing.cessgumo.co.jp/?p=7294&preview=true
余分な箇所はカットする
動画を編集する際は、撮影した動画の余分な箇所はカットしましょう。
沈黙になっている箇所やダラダラしている箇所がある場合は、ユーザーが飽きてしまい、離脱してしまうからです。
そういった箇所がある場合はカットを行い、違和感なく動画が繋がっているのかも確認して、ユーザーが見やすい動画を作成しましょう。
その他にも、まだTikTokを始めたばかりの方は、長い動画にしてしまうとユーザーが離脱してしまう可能性が高いので、20〜40秒に収まるような動画でダラダラしてしまわないように意識してカットを行いましょう。
おすすめ表示に重要な3つの要素
TikTokを伸ばすためには、おすすめ表示される事が非常に重要になります。
TikTokでは動画ごとにAIが分析し、ユーザーからの反応率が高かったものをより多くのユーザーにおすすめ表示しています。
ユーザーにおすすめ表示される重要な要素は以下の3つになります。
・ 視聴時間
・ 視聴完了率
・ ユーザーからの反応数
3つの要素は確認画面で確認しよう
引用元:https://vt.tiktok.com/ZSeAMXxpx/
上記の画像は筆者が運用していたアカウントの「金で物言わせるやつ」という動画のインサイト画面になります。
これから解説する視聴完了率や視聴時間はこちらの画面から確認できますので分析した動画が決まったらインサイト画面を見ながら動画の分析を行っていきましょう。
TikTokの分析について徹底解説
『【無料】TikTokの分析のやり方!インサイトの設定方法や分析方法を5分で解説!』の記事でも詳しく解説しています。
視聴時間
特に重要になるのがこの視聴時間です。視聴時間が増えると、それに伴っていいね数も伸びます。
視聴者が動画に飽きてすぐに離脱してしまうと、AIからの評価が低くなりおすすめに表示されません。
現在、TikTokでは最大3分の動画が投稿できます。
今後ますます、視聴時間におけるAIの評価を考慮した動画作成が重要になります。
視聴完了率
視聴完了率が高ければ高いほど、おすすめ表示されやすくなります。
ユーザーが最後まで離脱せずに動画を見終わった基準になるからです。
なかなか再生回数が伸びない方は、視聴者がすぐに離脱している可能性があります。
なので、ユーザーが最後まで飽きずに見れる事を意識して動画の構成を考えて作成していきましょう。
ユーザーからの反応数
ユーザーからの反応数とは、「いいね数」「コメント数」「シェア数」になります。
これらのユーザーからの反応が良かったものがさらにおすすめに表示される仕組みになります。
- いいね数
いいね数は視聴者に共感を与えたり、面白いと感じたときにいいねがもらいやすくなります。
自分が投稿するコンテンツにしっかりとターゲット選定を行うことで、狙っているユーザーから反応が得やすくなります。
いかにユーザーに共感を与えるかを意識して動画を作成していきましょう。
- コメント数
コメント数はいいね数と比べると、比較的難易度は高くなります。
コメントを増やすコツとしては、動画内容や動画の題名を質問形式にするとコメントがもらいやすくなります。
その他には、動画内容とは関係のない物を置いたりすることでツッコミたくなるような要素を加えることができ、コメント数を増やすことが出来ます。
コメントを促すことを意識して、動画の構成を考えていきましょう。
- シェア数
シェア数もおすすめ欄に乗るTikTokのアルゴリズムにおいて重要になります。
「共有からLINE」というのもTikTok上で流行っていたりするのですが、これはシェア数を増やす方法になります。
シェア数を増やすためには、「友達にもこの動画を共有したい」と思われるような動画を作成するのが重要なポイントになります。
TikTokのアルゴリズムに良い施策は『【最新版】TikTokのアルゴリズムを徹底解説!TikTokを伸ばすために重要な3つの要因!』の記事でも詳しく解説しています。
再生回数を伸ばす具体的な方法5選
この章では、TikTokの動画再生回数を伸ばすための具体的な方法として以下5つを紹介していきます。
・ 動画内容を明確にする
・ 興味のある分野で発信する
・ 開始1秒でインパクトを与える
・ 投稿時間を統一する
・ 動画の量より質を重要視する
順を追って解説致します。
動画内容を明確にする
動画内容を明確にした動画作成を行いましょう。動画内容がバラバラなアカウントだと、フォロワーが増えずらくなってしまいます。
例えば、ユーザーが料理系の動画を視聴し、他の動画も見てみたいと思いプロフィールに飛んできたとします。
ですが、他の動画の投稿内容がバラバラだと求めている内容と違うと思われ、フォローされなくなってしまいます。
TikTokを始めたばかりで、まだどういったテーマで投稿すればいいか分からない方は、複数のテーマで投稿するのも1つの方法です。
自分のアカウントの中で、伸びるテーマが分かったタイミングでテーマを絞ると効率的といえます。
フォロワーを増やし続けていきたい方は、必ず動画内容を明確にして、動画を作成していきましょう。
興味のある分野で発信する
全く自分が興味のない分野の動画を作成するよりも、自分の強みを生かした動画を作成した方が圧倒的に伸びやすいです。
自分に動物に関する知識があるとすれば、動物に関することのノウハウ系や、自分がスケボーが得意ならスケボーのHow To動画や、友人との普段の会話がTikTokでウケそうと思ったらおもしろ系の動画を作成しましょう。
自分の知識、経験や好きな事、やりたい事など、自分が興味のある分野で動画を作成した方が、熱量が高まるのでその分、質の高いコンテンツが仕上がる可能性が高いです。
自分の得意分野で発信を行っていくことをおすすめします。
開始1秒でインパクトを与える
動画の開始1秒でインパクトを与えることも重要なポイントになります。
TikTokでは自分の動画がユーザーのおすすめに表示されてもすぐにスキップされてしまう可能性が多いにあるからです。
おすすめ欄からユーザーが動画を見た瞬間の開始1秒で直感的におもしろい、興味があると思ってもらうことができなければ、ユーザーは見たいと思わなくなり動画をすぐにスキップしてしまいます。
それを防ぐためには、動画の開始1秒でインパクトのある動画を作らなければならないという事です。
分かりやすく言うと、YouTubeのサムネイルやタイトルのようなものです。
YouTubeで関連動画などを見ていると、「これはおもしろそう」「展開が気になる」と思い、思わず動画をクリックしてしまう経験があるかと思います。
このように、TikTokの動画での開始1秒というのはYouTubeのサムネイルやタイトル作りと同じくらい大事な部分になります。
この開始1秒でユーザーの心を掴み、いかにインパクトを与える事ができるかを意識して動画を作成していきましょう。
@kahikaze 「初対面失礼すぎるやつ」@shuri0013 @junks513 #カヒカゼ#カヒカゼしか勝たん ♬ オリジナル楽曲 – カヒカゼ【KAHIKAZE】
上記の動画は筆者が運用していたアカウントの「初対面失礼すぎるやつ」という動画になります。
こちらの動画はオタクの格好で初対面では絶対に言わないであろう言葉を投げかけるという内容になります。
動画を再生した瞬間に挙動不審なオタクの格好で現れることにより、ユーザーにインパクトを与えることで、動画をスキップされない可能性が上がります。
このように、動画が始まってすぐにユーザーにインパクトを与え、おもしろいと思ってもらえることや、驚いてもらうことなど、動画をスキップされないような工夫をしていきましょう。
投稿時間を統一する
再生回数を伸ばすために、投稿時間を統一することも重要なポイントです。
毎日、自分の動画を見てくれるファンが増えることで、総PV数の増加に繋がり、そこからさらにファンが増えるという好循環が生まれます。
TikTokユーザーの多くは学生であり通学時間や寝る前だったりと、TikTokを利用する時間も固定されている可能性が高いです。そのため、なるべく同じ時間に投稿することで、前回反応してくれたユーザに再び視聴してもらえる可能性も上がります。
・17時〜21時(学校や会社からの帰宅途中・帰宅後)
・22時〜23時(就寝前に携帯を触る時間)
上記がバズりやすい時間帯になります。
その中でも特に、21時はTikTokではゴールデンタイムとなります。
21時がピークの時間帯になりますので、このピーク時におすすめ表示されるのを狙いたいため、21時に投稿するのではなく17時〜20時の間に動画を投稿していくことをおすすめします
動画の量より質を重要視する
再生回数を伸ばすためには、動画の「量」よりも「質」を重要視しましょう。いくら多くの動画を投稿したとしても、その1本1本の動画のクオリティが低ければ、すぐにスキップされてしまいます。
なので、まずは動画の量よりも質を大事に、ユーザー目線に立ち、ユーザーが見たくなるような動画を意識して1本1本動画を投稿していきましょう。
量より質を重視する際のポイントとしては、とりあえず量だけを意識して投稿していくと、結局全体的な伸びが悪くなるというケースが起きてしまいます。
なので、1本1本どういった内容がバズるか、過去の動画を見て何がバズる要素になっていたかを分析し、丁寧に動画を作成していきましょう。
ただ毎日投稿していればいいと思い込んでしまい、毎日投稿するものの全く動画が伸びなく「動画を高頻度で投稿すればいい」と適当に動画を投稿することだけが第一優先にきてしまうケースに至ってしまいます。
まずは、1本1本の動画を慎重に、丁寧に作成し投稿していきましょう。動画投稿を始めたときもそうですし、TikTokに慣れてきたときも同様です。
筆者も「毎日投稿しなければ」とかられてしまったときは、必ずまずは動画の質を1番に考えておりました。
まとめ
最後まで読んで下さりありがとうございます。
この記事では、再生回数の伸ばし方について、解説致しました。
・動画を投稿する前に撮影する際、編集する際に覚えておくべき基礎知識をしっかりと理解する
・おすすめ表示に重要な3つの要素を理解する
・実際に動画を作成するにあたってのポイントをおり混ぜて、再生回数が伸びる動画の作成を行っていきましょう。
筆者も動画を投稿する際はこれらをしっかりと意識しておりました。
これらの要素を理解し、再生回数を伸ばす動画を作成するということはユーザーへの気遣いです。
ユーザー目線で考え、ユーザーに寄り添った動画を作成するということを大事にしていきましょう。