

筆者は”カヒカゼ”のシュリという名前でTikTokアカウントを運用しておりました。
フォロワー数0→14万人まで増やした経験を活かし、TikTokでのノウハウを書かせて頂いております。
この記事を読んでいる方は
「TikTokのアルゴリズムで重要なのは何?」
「TikTokを伸ばすにはどうしたらいい?」
「TikTokで動画が伸びない原因は何?」
このような悩みを抱えているかもしれません。
この記事を読んで頂ければ、TikTokのアルゴリズムについてしっかりと理解することができ、TikTokの仕組みを活かし具体的にどのようなアクションをすれば良いかが分かるようになります。
では、TikTokのアルゴリズムの徹底解説とバズる動画を作成するための方法について解説させていただきます。
何故か再生回数が伸びない場合
動画のクオリティやアルゴリズムを意識しても、なかなか再生回数が伸びないという場合があります。
この章では、なぜか再生回数が伸びないという場合の主な要因を紹介させて頂きます。
その主な要因が下記の2つになります。
・ガイドライン違反
順を追って解説致します。
システムの不具合
再生回数が伸びない原因の1つ目はシステムの不具合です。
TikTokでは、何の問題のない動画でも投稿してから一向に再生回数が0のままというケースがあります。
これはシステムの何らかの不具合が発生している可能性があるので何度か動画を投稿し直してみましょう。
筆者もこのようなシステムの不具合が何度か発生していたので、その都度動画を投稿し直してみると普段のように再生回数が表示されるようになりました。
ガイドライン違反
再生回数が伸びない原因の2つ目はガイドライン違反です。
TikTokのガイドラインや規約違反に反してしまった動画は規制がかかり、動画を削除されてしまったり音声のみが削除されるなどして表示されなくなります。
また、何度もガイドライン違反に該当するアカウントは、シャドウバンと言って投稿をしてもおすすめに載らないというケースもあります。
ほとんどの場合は、動画を削除することで規制が解除されるので、規約に反した動画がある場合は削除しましょう。
ガイドラインや規約に反しない動画を意識して作成していきましょう。
おすすめに重要なアルゴリズム
この章では、おすすめ表示されるために重要なアルゴリズムを3つ紹介します。
・再生維持率
・ユーザーからの反応数
上記3つのポイントを順を追って解説致します。
再生回数
再生回数はおすすめ表示されるアルゴリズムにおいて重要なポイントになります。
再生回数とはユーザーが動画を何回視聴したかというものになります。
上記の画像は筆者が運用していたアカウントの再生回数の確認画面になります。
各動画の左下にある▷マークの数字の箇所がその動画の再生回数になります。
再生回数を上げるためには、TikTokユーザーが興味の引く、見たくなるような動画を心がけて作成していきましょう。
TikTokユーザーのおすすめに動画が流れたときに、いかにスキップされないコンテンツを作成するかを意識していきましょう。
再生回数を伸ばす方法は
『【簡単】再生回数の確認方法!TikTokの再生回数の増やし方を3分で徹底解説!』の記事でも詳しく解説しています。
https://marketing.cessgumo.co.jp/?p=6088&preview=true
再生維持率
再生維持率もおすすめ表示されるアルゴリズムにおいて重要なポイントになります。
再生維持率とは、動画全体時間のうち平均でどれくらいの時間視聴されているのかを表している割合です。
上記の画像は筆者が運用していたアカウントでの「金で物言わせるやつ」という動画のインサイト画面になります。
こちらの画像を表示させる方法は、数値を見たい動画が決まれば、各動画の右下にある「・・・」マークを押して「インサイト」を押すと表示されます。
上記の動画でいうと、36.82秒の動画に対し平均視聴時間が26.2秒で動画を最後まで見た人の割合が47.46%となります。
別の動画と比べたときに、普段より平均視聴時間が短かったり、視聴完了率が低いとなったら「なぜ、いつもより数値が低くなっているのか」を考えましょう。
①伸びた動画と伸びなかった動画を見返す
②動画の中での共通点を探して、仮説を立てる
(例)「この要素があったから伸びた」「この要素があったから伸びなかった」
③実行に移していく
ユーザーが興味の引く動画を作成し、そこからどれだけ「まだ見たい」と思わせることが重要になります。
動画の余分な箇所はカットし、撮影場所や人物を変え、画面内を常に変化をすることも意識していました。
ユーザーが飽きないために長く動画を見てもらえるような工夫を行っていきましょう。
ユーザーからの反応率
ユーザーからの反応数もおすすめ表示されるアルゴリズムにおいて重要なポイントとなります。
ユーザーからの反応数とは、「いいね数」「コメント数」「シェア数」になります。
これらのユーザーからの反応が良かったものがさらにおすすめに表示される仕組みになります。
いいね数
いいね数は視聴者に共感を与えたり、面白いと感じたときにいいねがもらいやすくなります。
自分が投稿するコンテンツにしっかりとターゲット選定を行うことで、狙っているユーザーから反応が得やすくなります。
いかにユーザーに共感を与えるかを意識して動画を作成していきましょう。
コメント数
コメント数はいいね数と比べると、比較的難易度は高くなります。
コメントを増やすコツとしては、動画内容や動画の題名を質問形式にするとコメントがもらいやすくなります。
その他には、動画内容とは関係のない物を置いたりすることでツッコミたくなるような要素を加えることができ、コメント数を増やすことが出来ます。
コメントを促すことも意識して、動画の構成を考えていきましょう。
シェア数
シェア数もおすすめ欄に乗るTikTokのアルゴリズムにおいて重要になります。
「共有からLINE」というのもTikTok上で流行っていたりするのですが、これはシェア数を増やす方法になります。
シェア数を増やすためには、「友達にもこの動画を共有したい」と思われるような動画を作成するのが重要なポイントになります。
おすすめに表示されるための具体的なアクション
この章では、TikTokを伸ばすための具体的なコツを紹介します。
TikTokを伸ばすためには、前章で解説したアルゴリズムを理解して以下の6つのポイントを抑えていくことが重要になります。
・ターゲット選定
・投稿時間を意識する
・開始1秒でインパクトを与える
・動画の量より質を重視する
・ハッシュタグと楽曲の選定
・テーマを絞る
ターゲット選定
TikTokで動画を伸ばすには、ターゲットを明確にすることが重要になります。
ターゲット選定を行いその相手に刺さる動画を作成できると、再生回数が伸びてきます。
しかし、ターゲットがあやふやな場合、無難な動画になってしまい、結果的に誰にも刺さらない動画になってしまう恐れがあります。
TikTokのユーザーは10代〜20代の若い世代が多いので、その中でも性別や属性を踏まえたターゲット選定ができると視聴回数が増えてきます。
筆者の場合、10代後半〜20代前半の女性の方をターゲットにし、ターゲットにした層が求めているもの、刺さるものを意識し動画を投稿しておりました。
投稿時間を意識する
投稿時間についても、適当に投稿するのではなく意識して投稿することが大切になります。
ちなみにおすすめの時間帯が以下の2つになります。
・17時〜21時(学校や会社からの帰宅途中・帰宅後)
・22時〜23時(就寝前にスマホを触る時間)

上記は筆者が運用していたTikTokアカウントの時間別ユーザーアクティビティに関するインサイト画面になります。
これを見ても分かる通り、おすすめの時間帯の中でも21時が1番多い時間帯になります。21時がTikTokではゴールデンタイムと言われています。
21時がピークの時間帯になりますので、このピーク時におすすめ表示されるのを狙いたいため、21時に投稿するのではなく17時〜20時の間に動画を投稿していくことをおすすめします。
開始1秒でインパクトを与える
次に、動画の開始1秒でインパクトを与えることも重要なポイントになります。
TikTokでは自分の動画がユーザーのおすすめに表示されてもすぐにスキップされてしまう可能性が多いにあるからです。
おすすめ欄からユーザーが動画を見た瞬間の開始1秒で直感的におもしろい、興味があると思ってもらうことができなければ、ユーザーは見たいと思わなくなり動画をすぐにスキップしてしまいます。
それを防ぐためには、動画の開始1秒でインパクトのある動画を作らなければならないという事です。
分かりやすく言うと、YouTubeのサムネイルやタイトルのようなものなのです。
YouTubeで関連動画などを見ていると、「これはおもしろそう」「展開が気になる」と思い、思わず動画をクリックしてしまう経験があるかと思います。
このように、TikTokの動画での開始1秒というのはYouTubeのサムネイルやタイトル作りと同じくらい大事な部分になります。
この開始1秒でユーザーの心を掴み、いかにインパクトを与える事ができるかを意識して動画を作成していきましょう。
@kahikaze 「初対面失礼すぎるやつ」@shuri0013 @junks513 #カヒカゼ#カヒカゼしか勝たん ♬ オリジナル楽曲 – カヒカゼ【KAHIKAZE】
上記の動画は筆者が運用していたアカウントの「初対面失礼すぎるやつ」という動画になります。
こちらの動画はオタクの格好で初対面では絶対に言わないであろう言葉を投げかけるという内容になります。
動画を再生した瞬間に挙動不審なオタクの格好で現れることにより、ユーザーにインパクトを与えることで、動画をスキップされない可能性が上がります。
このように、動画が始まってすぐにユーザーにインパクトを与え、おもしろいと思ってもらえることや、驚いてもらうことなど、動画をスキップされないような工夫をしていきましょう。
動画の量より質を重視する
動画を作成し投稿するにあたって、動画の「量」よりも「質」を重要視することも大切なポイントになります。
いくら多くの動画を投稿したとしても、その動画の1本1本のクオリティが低ければ、動画をスキップされてしまいます。
なので、まずは動画の量よりも質を重要視し、ユーザー目線に立ちユーザーが見たくなるような動画を意識して、1本1本の動画を作成し投稿していきましょう。
量より質を重視する際のポイントとしては、とりあえず量だけを意識して投稿していくと、結局全体的な伸びが悪くなるというケースが起きてしまいます。
なので、1本1本どういった内容がバズるか、過去の動画を見て何がバズる要素になっていたかを分析し、丁寧に動画を作成していきましょう。
ただ毎日投稿していればいいと思い込んでしまい、毎日投稿するものの全く動画が伸びなく「動画を高頻度で投稿すればいい」と適当に動画を投稿することだけが第一優先にきてしまうケースに至ってしまいます。
まずは、1本1本の動画を慎重に、丁寧に作成し投稿していきましょう。
動画投稿を始めたときもそうですし、TikTokに慣れてきたときも同様です。
筆者も「毎日投稿しなければ」とかられてしまったときは、必ずまずは動画の質を1番に考えておりました。
ハッシュタグと楽曲の選定
ハッシュタグと楽曲を正しく選定していくことも大切になります。
ハッシュタグ
流行のハッシュタグを複数付ければ、再生回数が伸びやすいと言われていたりもするのですが、経験上ハッシュタグにそこまでの影響はありません。
ハッシュタグを付けるポイントとしては、動画に合った流行のハッシュタグを1つか2つ付けることや、特定のハッシュタグにちなんだ動画だとそのハッシュタグに効果は現れます。
なぜなら、その#◯◯関連の動画が見たいユーザーが#◯◯と検索し、その関連動画として、自分の動画が視聴され再生回数が伸びる可能性が高まるからです。
その他に、自分のアカウント名や自分のアカウント特有のワードなど、独自性のあるハッシュタグを付けるのもおすすめです。
楽曲
流行の楽曲を使うと必ず再生回数が伸びるわけではないですし、全ての動画に楽曲を付ければいいわけではありません。
ですが、TikTokで流行の楽曲を使うタイミングを見極めたり、楽曲を使うような動画であれば、流行の楽曲を使うことで再生回数が伸びる確率は上がります。
@kahikaze snowboarding🏂@junks513 @shuri0013 #カヒカゼ#カヒカゼしか勝たん ♬ “Vacation” by Dirty Heads – Nagma Mirajkar
上記の動画は筆者が運用していたアカウントで当時流行っていた楽曲を使用し、110万回再生された動画になります。
このように、流行の楽曲を使えば必ずバズるわけではないですが、楽曲を使うタイミングを上手く見極め、流行りが終わってしまう前に使いたい流行の楽曲が決まれば、すぐに動画を作成することをおすすめします。
テーマを絞る
テーマを絞って動画を作成していくことも重要なポイントになります。
テーマを絞り専門性の高いジャンルで動画を作成していきましょう。
テーマを絞り、自分のアカウントは何を発信しているのかをユーザーが、この人は〇〇している人とすぐに答えられるように具体的なテーマを発信していけば視聴回数が伸びやすくなります。
◯◯アカウントといえば→ドッキリをしているアカウント
◯◯アカウントといえば→男女の2人組が料理をしているアカウント
上記のように自分のアカウントでは何を主にやっているアカウントなのかをユーザーが分かるように動画を作成し投稿していきましょう。
まとめ
最後まで読んで下さりありがとうございました。
今記事では
・TikTokのアルゴリズムの徹底解説
・アルゴリズムの仕組みを理解した上でどういった動画を作成すれば良いのか
というのを紹介いたしました。
システムの不具合など、こちら側に問題がなくても再生回数が伸びないケースも存在するので気を付けていきましょう。
筆者が動画を作成し投稿していくなかで、アルゴリズムの仕組みを理解し、多くのおすすめに表示される=ユーザー目線を第一に考えユーザーが求めている動画を作成すること
やはり、このことを1番大切に考えておりました。しっかりとTikTokのアルゴリズムを理解し、ユーザー目線を意識して動画を作成していきましょう。